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あさりの産地偽装問題、熊本県が出荷停止処分に!漁協幹部らは「経営と生活のため」と黙認 


熊本県産とされていたアサリに多数の外国産が混入していた問題で、熊本県がアサリの出荷を一時停止にすると発表しました。

農林水産省の調査では熊本県産として日本国内で流通していたアサリの97%から外国産の混入が確認されており、純粋な熊本県産のアサリは極僅かだったと報告。
この報告を受けて、熊本県は県内の漁協を通して約2ヶ月間の出荷停止を行うと発表し、偽造品の一斉調査を行うとしていました。

地元メディアの取材だと、漁協関係者からは「生活と経営のためだった」というような声があり、日常的に産地偽装は行われていたと見られています。
少なくとも数十年前から黙認していたようで、産地偽装が野放し状態だった実態が判明しました。

とある漁場では海外から仕入れたアサリを養殖し、問屋の求めに応じて「熊本県産」として出荷していたとも報じられています。

熊本県の蒲島郁夫知事は険しい表情で産地偽装を強く批判した上で、悪質な業者は刑事告発も視野に入れていると強調していました。

 

「アサリ産地偽装は何十年も続いてきた」熊本の漁協組合長が語った偽装の実態
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/870722/

実際の漁獲量をはるかに上回る「熊本県産」アサリが全国に出回っていた。生産に携わる地元漁協の幹部は「生活と経営のためだった」と、偽装を黙認してきたと打ち明けた。店先からはアサリを撤去する動きが出始めた。後を絶たない生鮮食品の産地偽装。「一体何を信じて買えばいいのか」。消費者は憤った。

 


 

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