「日本人が居なくても自衛隊機の派遣可能」、要件拡大を閣議決定へ！

＊航空自衛隊
政府が海外の緊急事態(有事や災害時)に日本人が居なくても、そこに自衛隊機を派遣することが出来るように法改正を行う方向で動いていることが分かりました。

FNNの記事によると、２月８日にも政府は法律の改正案を閣議決定する方針で、昨年のアフガニスタンでの撤退騒動を反省し、日本人が居ない場所にも自衛隊機の派遣が出来るようにするとのことです。
今までは日本人が居る場所に限定されていたことから、これによって自衛隊の派遣可能な範囲が大きく広がります。

一方で、拡大解釈によって自衛隊の派遣範囲が大幅に広がることを懸念する声もあり、政府が不必要な自衛隊派遣を行う恐れがあるとして、ネット上だと賛否両論でした。

自衛隊機派遣の要件拡大　法律改正案 8日に閣議決定
https://www.fnn.jp/articles/-/311896

政府は、海外の緊急事態で、日本人がいなくても自衛隊機を派遣できることなどを盛り込んだ法律の改正案を、8日の閣議で決定する。
2021年、アフガニスタンの情勢悪化で自衛隊が現地に派遣されたが、自衛隊法に外国人のみの輸送が明記されておらず、日本大使館の外国人スタッフなどの多くを退避させられなかった。