*WHITE HOUSETwitter
2月12日にアメリカのバイデン大統領とロシアのプーチン大統領が電話会談を行いましたが、大きな進展や合意が無いまま終了となりました。
首脳会談ではウクライナ侵攻に対する懸念や警告をアメリカ側が伝え、それをロシアが聞くというような形で行われましたが、最後までお互いに平行線状態だったと伝えられています。
CNNの記事によると、アメリカはロシアがウクライナへの侵攻を進めた場合、ロシアに速やかで厳しい代償を負わせると警告するも、ロシアからはNATO(北大西洋条約機構)に対する懸念などが払拭されていないとして、外交上の進展はほぼ無かったとのことです。
ロシアに外交解決の意思があるのか不明だとした上で、アメリカは同じ日にウクライナの大使館スタッフの大半に退避命令を出していました。
先週のフランスとロシアの会談でも具体的な合意が無かったことから、いよいよ外交交渉は手詰まり感が強くなってきたと言えるでしょう。
早ければ北京オリンピックの期間中にロシア軍のウクライナ侵攻があると予想され、ここからどのように動くのか世界が注目しています。
米ロ首脳が電話会談、バイデン氏警告もロシア側に変化なしか
https://www.cnn.co.jp/world/35183446.html
(CNN) バイデン米大統領とロシアのプーチン大統領は12日、ウクライナ情勢をめぐって約1時間にわたり電話で会談した。バイデン氏はロシアがウクライナを侵攻した場合、厳しい措置を取ると警告したが、ロシア側の態度には変化なしとの見方が強い。
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