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阿蘇山の噴火警戒レベル3、「入山規制」に引き上げ!気象庁「山性微動の振幅が大きく」「大きな噴石及び火砕流に警戒を」


*阿蘇山
2月24日に気象庁が熊本県の阿蘇山で火山活動が活発化しているとして、噴火警戒レベルを火口周辺規制の「2」から入山規制の「3」に引き上げると発表しました。

気象庁によると、阿蘇山では数日ほど前から火山活動が活発化しており、2月24日午前5時頃から火山性微動の振幅が拡大。
中岳第一火口で白色の噴煙が火口上空の700メートル付近まで上昇し、気象庁は火口から約2キロの範囲で噴煙に伴う大きな噴石や火砕流に警戒を呼び掛けています。

噴火警戒レベルを3に引き上げたのは昨年10月20日以来で、その時は中岳第1火口で中規模な噴火を観測しました。

 

気象庁 阿蘇山 火山の状況に関する解説情報
https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/503.html#kaisetsu

令和4年2月24日16時00分 福岡管区気象台発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
阿蘇山では火山活動に高まりがみられることから、火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
火山活動の状況
阿蘇山では、本日(24日)05時頃から火山性微動の振幅が大きくなり、09時30分頃には中岳西山腹観測点南北動の1分間平均振幅で一時的に15マイクロメートル毎秒を超えるなど変動を繰り返しました。振幅は09時40分過ぎには約2.5マイクロメートル毎秒まで急激に小さくなり、以降は3マイクロメートル毎秒程度で推移しています。

中岳第一火口の噴煙の状況に特段の変化はなく、白色の噴煙が最高で火口縁上700mまで上がりました。

本日、気象庁機動調査班(JMA-MOT)が実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、2200トン(前回22日、1500トン)と多い状態でした。

阿蘇山、噴火警戒レベル3「入山規制」に 昨年11月以来の引き上げ
https://www.nishinippon.co.jp/item/o/881289/

気象庁は24日、熊本県の阿蘇山で火山活動が高まっているとして、噴火警戒レベルを火口周辺規制の2から、入山規制の3に引き上げたと発表した。火口から約2キロの範囲では、噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼び掛けた。

 

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