*在日ロシア大使館
日本政府が欧米諸国と足並みをそろえてロシアへの経済制裁を決定しましたが、これについてロシアのガルージン駐日大使が日本に対して重大な対抗措置を検討していると明かしました。
時事通信社によると、ガルージン駐日大使は2月25日のインタビューで、「日本政府がロシアと日ロ関係に対して逆効果となる措置を取ったのは大変遺憾だ」と述べ、今後の日ロ関係に大きな影響を与える行為だと反発。
北方領土問題の外交交渉にも大きな影響が出るとして、日本政府の経済制裁に不満を投げかけていました。
逆にウクライナのコルスンスキー駐日大使は日本の経済制裁に感謝を伝え、引き続き日本とも協力して、ロシアの侵略行為に抗議を続けたいとしています。
ロシア側の重大な対抗措置の内容は不明ですが、これで日ロ関係は改善が難しくなったと思われ、日本はウクライナや西側諸国に付いて立ち位置をシッカリと示す外交政策が必要となりそうです。
ロシアのガルージン駐日大使は25日、ウクライナ侵攻を受けて対ロシア追加制裁を発表した日本政府に「重大な対抗措置」を取ると警告した。東京都内の日本外国特派員協会で記者会見した。
ガルージン氏は「(制裁は)互恵・友好関係の発展に寄与せず、平和条約を含む幅広い問題を話し合う前向きな雰囲気の醸成に資さない」と反発。「日本政府がロシアと日ロ関係に対して逆効果となる措置を取ったのは大変遺憾だ」と述べ、北方領土問題に影響が出ることを示唆した。
【速報】
駐日ロシア大使は、対ロ追加制裁を発表した日本政府に「重大な対抗措置」を取ると警告した https://t.co/PZVtYgzOBL— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) February 25, 2022
とうとうロシアがウクライナに侵攻し、自民党では対策本部を設置。昨日に総理が表明された緩めの制裁は、未だ閣議了解も無く、発動されていません。今夜のG7首脳会談後には、実効性ある厳しい制裁の決断を期待します。
— 高市早苗 (@takaichi_sanae) February 24, 2022
首相、ロシアへの追加制裁発表
①資産凍結と査証発給停止によるロシアの個人・団体などへの制裁
②ロシアの金融機関を対象とする資産凍結など金融分野の制裁
③ロシアの軍事関連団体への輸出、国際的合意にもとづく規制リスト品目や半導体など汎用品のロシア向け輸出の制裁https://t.co/GXZdcSShdV— Tsuyoshi Goroku (@t_gordau) February 24, 2022
ロシアは緒戦で軍事力でウクライナの政権を放逐し、親露政権を打ち立てるという見立てが多いですね。そんな気がします。欧米は経済手段での対抗しかないと見切られているのでしょうが、経済的戦争は制裁を課す側もその持久戦にどれだけ耐えられるか次第ですよね。ロシアと欧州、どちらが耐えられるか…
— nobu akiyama (@nobu_akiyama) February 24, 2022
今回のウクライナ侵攻で、第二次世界大戦の戦勝国を盟主とした国際連合の枠組み自体が、とうの昔に機能不全を起こしてる事を改めて全世界に示しましたね。
世界最貧レベルになるまで制裁で締め上げてる北朝鮮ですら体制崩壊させられないのに、大国ロシアが経済制裁如きで音を上げるとは到底思えない。 https://t.co/P946RqspUA
— さくらみどり@🗻🐹🥐🌻🐟🍩 (@Midorin_0815) February 24, 2022
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