*ドイツ首相
ロシアのウクライナ侵攻によって、ドイツがこれまでの軍事政策を見直すことになりました。
2月27日にドイツののショルツ首相は連邦議会下院の演説で、2022年度の予算案では軍事費を日本円にして約13兆円まで引き上げると表明。これは昨年度の防衛予算と比べて2倍以上の金額となり、第二次世界大戦後だと最大級の軍事予算となります。
また、来年以降もGDP(国内総生産)の2%以上を毎年防衛費に計上とするとして、事実上の軍備拡張を宣言しました。
今までドイツは第二次世界大戦の反省から厳しく武器の輸出や軍備拡張を制限していましたが、ロシアのウクライナ侵攻をキッカケにして路線の見直しが次々に決まっています。
金額的にも極めて大きく、周辺諸国の情勢に大きな影響を与えそうです。
ドイツ、軍備増強へ13兆円 対ロ防衛で大転換、NATO目標超え
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022022700568&g=int
【ベルリン時事】ドイツのショルツ首相は27日、連邦議会(下院)の特別会議で演説し、ウクライナに軍事侵攻したロシアのプーチン大統領の脅威に対抗するため、独連邦軍の増強に今年1000億ユーロ(約13兆円)を投じる方針を表明した。
連邦軍の強化に1000億ユーロ、そしてGDP2%以上の防衛費。2022年2月26/27日は間違いなくドイツの外交・安全保障政策の転換点となった。そして、これをもたらしたのは、やはり社会民主党の首相。
100 Milliarden Euro für die Bundeswehr https://t.co/vFAJ27Auq8— Takumi Itabashi (@takumi_itabashi) February 27, 2022
わが国の防衛費は僅か5兆円です。少なくとも倍増し10兆円を防衛費に充てることが必要です。国会で発議する議員はいないのか?
ドイツ、軍備増強へ13兆円 対ロ防衛で大転換、NATO目標超 https://t.co/ipDDj9fGER
— Koji Hirai 平井宏治 (@KojiHirai6) February 27, 2022
ドイツが13兆円の軍事費を計上しましたが、これは日本の防衛費の倍。人口が3分の2ほどのドイツでさえそうなのですから、日本の防衛のための備えは、いまやきわめて脆弱であると言えます。
— 青識亜論(せいしき・あろん) (@BlauerSeelowe) February 27, 2022
「私たちはプーチンのような侵略者を阻止しなければなりません。そのためには力が必要です。私たちは、ドイツ連邦軍を近代化・強化します。そのために、GDP2%以上(の防衛費)を費やします。そうです、私たちは、自分たちの自由と豊かな暮らしを守りたいし、守ることができます!」(ショルツ首相) https://t.co/ZGShhb0u8S
— Yoko Iwama 岩間陽子 (@2000grips) February 27, 2022
ドイツ、軍備増強へ13兆円=対ロ防衛で大転換、NATO目標超え https://t.co/fQW3cD2oxu
ドイツ やるときは早いですね
GDP比1.5%から2.0%に増額だって
日本の今年の防衛費は5.4兆円
過去最大とは名ばかりで
びっくりするくらい少ないですね
早くGDP比2%超の倍増へ
揃えるべきものたくさんあり!— H-Imagine (@HImagin23280376) February 27, 2022
ドイツは連立与党の社会民主党、緑の党、自由民主党が13兆円の新規防衛費支出計画を決定。野党キリスト教民主同盟=社会同盟も賛成。ウクライナや近隣国への援助を大きく超えた大軍拡。冷戦後レジームの大転換。 https://t.co/vQVut6oCqY
— 玉井克哉(Katsuya TAMAI) (@tamai1961) February 27, 2022
ドイツのショルツ首相、ここ数日で国の方針を大転換しました。殺傷能力のある兵器を紛争地に送り、防衛費も大幅引き上げへ。「歴史的」と言われています。
戦争の反省の結果が、新たな戦争によって変容していきます。
— 秌場聖治 (@Akiba_Kiyo) February 27, 2022
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