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チェルノブイリ原発の電源喪失、48時間で予備電源も終了 重大事故の可能性は?IAEAが見解表明


*チェルノブイリ原発
ウクライナ北部にあるチェルノブイリ原子力発電所で占拠しているロシア軍が外部からの電源供給を遮断した問題で、IAEA(国際原子力機関)は「安全性への致命的な影響はない」とする見解を発表しました。

この問題では3月9日にチェルノブイリ原発への唯一の送電設備が損傷し、それからチェルノブイリ原子力発電所は予備電源を使って緊急対応を続けています。
ただ、予備電源は48時間で尽きてしまうことから、2日間以上が経過すると使用済み核燃料の冷却システムがストップするとのことです。

事故から長い年月が経過して核分裂反応は収まっているとしていますが、大量の放射性物質が空気中に放出される恐れがあり、ウクライナ当局は最高レベルの警戒態勢でチェルノブイリ原子力発電所の監視体制を強化しています。

原子力発電所を占拠しているロシア軍の狙いは不明で、世界中のメディアが原発危機として大きく報道していました。

 

チェルノブイリ原発 電源喪失 IAEA「安全性に致命的影響なし」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220309/k10013523381000.html

ウクライナにあるチェルノブイリ原子力発電所について、ウクライナのクレバ外相は9日午後、電源が失われたとツイッターに投稿しました。
IAEA=国際原子力機関はツイッターへの投稿でウクライナ側から報告を受けたとしたうえで「安全性への致命的な影響はない」としています。

 


 

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