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「黒潮大蛇行」が観測史上最長、4年9ヶ月間も継続!東日本の沿岸で高潮頻発や不漁の原因に 「予想外の長期化」


*黒潮大蛇行 長期予想
日本の南側の海域を流れている黒潮の変化「黒潮大蛇行」が観測史上最長の長さとなっていることが分かりました。

気象庁の発表だと、日本における黒潮大蛇行は2017年8月から始まり、それから今日まで4年9ヶ月間も継続。黒潮大蛇行の長期化は専門家や気象庁も想定外の出来事であり、ここから黒潮大蛇行がさらに何処まで続くのか不明だとしています。

黒潮大蛇行が発生することで魚の生息域が変わり、不漁が起きやすくなることが多いです。
また、東海地方や関東地方の沿岸で高潮が発生する頻度が増え、気温や湿度上昇を招く要因になることもあります。

実際にサンマなどが記録的な不漁になったことは記憶に新しく、このまま黒潮大蛇行が続くと不漁の流れは長引く事になりそうです。

 

気象庁 黒潮大蛇行
https://www.data.jma.go.jp/kaiyou/data/shindan/b_2/kuroshio_stream/kuroshio_stream.html

1970年代後半から1990年代初めまでは、黒潮大蛇行が頻繁に発生していました。それ以降は2004年7月~2005年8月を除き、非大蛇行の状態が続いていました。
2017年8月には、12年ぶりに黒潮大蛇行が発生し、2021年も大蛇行の状態が継続しました。2021年12月には継続期間が4年5か月となり、1965年以降では2番目に長い期間の大蛇行となっています。

日本列島南岸の「黒潮大蛇行」4年9か月継続 観測史上最長に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220403/k10013564871000.html

日本の南岸を流れる黒潮が大きく蛇行する「黒潮大蛇行」と呼ばれる現象が、4月で4年9か月間続いていて、観測史上、最も長くなったと海洋研究開発機構が公表しました。
黒潮は、日本列島の南岸を沿うように北東に流れている暖流で、紀伊半島の周辺の沖合で蛇行して南に大きくうねるように流れることがあり、「黒潮大蛇行」と呼ばれています。

 

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