*BBC
ウクライナの東部地域でロシア軍が攻勢を強め、複数の町を制圧したことが分かりました。
ロシア軍が攻勢を実施したのはウクライナ東部のドネツク州で、キリレンコ知事は5月24日にスビトロダルスクを含む3つの町がロシア軍に制圧されたと報告。
ドネツク州とルハンスク州の完全掌握を目指してロシア軍の勢いが強まっており、ロシア軍は3方向からウクライナ軍の包囲を狙って数キロほど前進したと伝えられています。
一方で、ウクライナ軍の抵抗も激しく、ロシア軍の侵攻作戦は初期の目標を達成出来なかったとも見られ、東部地域以外はほぼ前線が膠着しているところです。
ウクライナのゼレンスキー大統領は初めてNHKの単独インタビューに応じて、「すべてのウクライナ人にとって勝利とは、領土を取り戻すことだ。ドンバス地域とクリミア半島の両方で、われわれのすべての領土を取り戻さなければならないのは確かだ。しかし、それは犠牲を伴うだろう。まずは、2月24日以前の状態に戻したいと考えている。それから交渉のテーブルにつくつもりだ」との見解を示しました。
ロシアとの和平交渉はロシア軍が2月24日以前の場所まで戻ることが大前提だとして、その条件が認められなければ交渉すら難しいとしています。
また、最終的なウクライナの目標はクリミア半島や東部ドンバス地域の完全開放であると強調し、2014年のクリミア事変が起きる前に戻すことがウクライナの願いだと繰り返していました。
ロシアは東部地域をウクライナの弾圧から開放するとしているだけに、両国の主張には大きな相違があり、このままだとどちらかが完全勝利するまで戦争は長引くことになりそうです。
ゼレンスキー大統領「まずは領土を侵攻以前の状態に」 NHK単独
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220524/k10013641741000.html
ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアによる軍事侵攻が始まってから3か月となった24日、日本メディアとしてはじめてNHKの単独インタビューに応じました。
この中でゼレンスキー大統領は「領土を2月24日以前の状態に戻したうえで、ロシアとの交渉のテーブルにつく」と述べ、ロシア軍が侵攻する以前の状態にまで領土を奪還しないかぎり、停戦交渉は難しいという考えを示しました。
[キーウ(キエフ)/スラビャンスク(ウクライナ) 24日 ロイター] – ロシア軍は24日、ウクライナ東部2都市の包囲に向けて総攻撃を仕掛けた。ロシアが戦力を集中させるドンバスでの作戦の成否を左右する可能性がある。
ロシアはドンバス地方で親ロ派が権利を主張するドネツク州とルハンスク州を掌握し、ウクライナ軍を東部戦線の限られた地域に封じ込めようとしている。
ロシアは食料を「武器」にしている、飢餓回避のため協議を=欧州委員長(字幕・25日) pic.twitter.com/Ir1djIlxYp
— ロイター (@ReutersJapan) May 25, 2022
ウクライナ東部で激戦続き17人死亡 ロシア、侵攻の長期化を示唆https://t.co/EkcU2lcNrS
ウクライナ東部ドンバス地方を中心に激しい戦闘が続いています。
ロシアのショイグ国防相は「すべての任務が達成されるまで作戦は続くだろう」と述べ、侵攻が長期化する可能性を示唆しました。
— 朝日新聞デジタル (@asahicom) May 25, 2022
やっぱドンバスでのロシア軍の攻勢はある程度進んでるっぽいんだよな。ポパスナが落ちたのでそこから北上していく攻勢軸が勢いを得ていて、さらに北側ではリマンを落として南北から包囲を閉じようとしているのでなきだろうか。散々言われているようにやはり平地だとロシア軍の火力がものを言い始めたか
— 夜 (@OKB1917) May 24, 2022
んー、ドンバスのロシアの攻勢は成功したっぽいのかな。各部隊の目標が明確になったような気がするし、突破部隊と鉄床部分の部隊規模が以前の大隊や連隊規模から、旅団クラスで重厚になってて、継戦能力上がってるんじゃないかな。ウクライナ軍は、数個旅団が失われるかもしれない。
— 飴308@2㌔マン (@candylight308) May 24, 2022
ロシアの攻勢が一定の成功を収めているようだが、むしろ一番最初にこれやるべきだよね案件過ぎる。
いやほんと最初のキエフ直撃失敗の借金の影響大きすぎる— だよもそ(たくてこー製) (@V2ypPq9SqY) May 21, 2022
ロシア軍の攻勢で陥落したスヴィトロダルスクは2016年のドンバス紛争の激減地で、最も損耗率の高い戦いが繰り広げられた場所。
ウクライナ軍はスヴィトロダルスク貯水池に撤退したようですが、ダムと発電所は現在どちらが保持しているかは不明です。 https://t.co/ZYpAVOVV1L— ラルキぃ (@ririkatoruruka) May 24, 2022
ロシア軍が一部の構成に成功していることは中止すべき問題だが、今のところこれがウクライナ軍の崩壊につながるかというとそういう感じはしない。あまり正確に見てないが、今回の攻勢正面はせいぜい数キロで、今のロシア軍の全力発揮でこの幅と深さなら正直想像以上にショボい
— 扶桑委員会 (@fussoo_moe) May 24, 2022
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