*海進binmei
北海道の知床半島沖で沈んだ観光船「KAZU1」について、再び引き揚げ作業を行う方向で調整していることが分かりました。
観光船「KAZU1」はサルベージ台船「海進」が海面の20メートル付近まで引き揚げましたが、5月24日にベルトの一部が外れ、曳航(えいこう)作業中に水深182メートルまで沈んだと発表されています。
詳しい理由は調査中となっていますが、知床半島周囲は潮の流れが強く、それが観光船を固定していたベルトに影響を与えて、観光船がズレ落ちたのではないかと分析されていました。
読売新聞によると、沈んだ失敗を踏まえてベルトを強化した上で、作業台船「海進」が5月26日に2度目の引き揚げを行い、浅い海域で被害状況などを確認するとのことです。
2回目の引き揚げ作業では「飽和潜水」を行わず、無人潜水機で船体にベルトを設置して吊り上げるとしています。
ネット上では一回目の失敗を批判する声もありますが、沈んだ船を引き揚げて移動するのは非常に難しく、潮の流れが強い知床半島沖であることを考えると、難易度はさらに跳ね上がると言えるでしょう。
水深182mの「カズワン」引き揚げへ、無人潜水機を投入…落下で船体前方の手すり取れる
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220525-OYT1T50141/
北海道・知床半島沖で乗客乗員26人を乗せた観光船「KAZU I(カズワン)」が沈没した事故で、第1管区海上保安本部は25日、海底に落下したカズワンを再び海面近くにまでつり上げるため、無人潜水機の海中投入などの準備作業が始まったと発表した。「ベルトスリング」と呼ばれるナイロン製の帯を船体に取り付ける。作業台船「海進」に26日、引き揚げる予定だという
沈没観光船の件。
皆様、あれこれ思うところもございましょうが。
担当されてるのは、日本屈指のサルベージ会社です。
プロフェッショナル中のプロフェッショナル。
選び抜いたうえでの手法でしょうし、そのプロでさえ「それほど厳しい条件なんだ」と見守ってやってくださいまし・・・— 酒樽 蔵之介 (@KulasanM) May 24, 2022
悪いことが重なっているとはいえ。
国の救助体制が貧弱な地域であることを知らずに、何度も流氷観光してたと思うと。。。怖い怖い🤣🤣🤣
観光船沈没から1か月「空白の1時間」救えたかもしれない|南方重視のつけ…”巡視船”4割が耐用年数超(北海道ニュースUHB)#Yahooニュースhttps://t.co/TZZFVYkWWd— 笑門来福 (@TETSU_aaa) May 24, 2022
知床観光船カズワン、えい航中の水深182mへ落下。前より深い場所に落ちてしまうとは因果な…。厳しい海域だって話ですもんねhttps://t.co/5vlvkerROQ
— 平常運転 (@Fool_no_Rakuen) May 24, 2022
一万回やって1回起きることは、必ず起きるので対策をする
前も同じ事があった気がする
水深の浅いところまで吊り上げたときに風船つけとけば良かったのに
安全対策は複数しておかなきゃねhttps://t.co/WYkZKsYODs— 頭のネジが少し・・ (@feeder_parts) May 25, 2022
沈没観光船の引き揚げの件。
あれ、素人目にも困難だし危険なんで、引き揚げは断念すると思ったんだけど、やるって聞いて驚いたんだよな。
で、失敗したら、それを罵る人が居るってんで二度驚いたよ。
ギリギリまで頑張り過ぎてないかなぁ…そして、失敗を責めすぎ許さなすぎじゃない?— タクラミックス (@takuramix) May 25, 2022
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