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歴史的な円安に政府も懸念表明 鈴木財務相「急速な円安の進行を憂慮している」


*ドル円
今年に入ってから円安が急激に加速していることについて、ようやく政府からも経済への影響を懸念する声が出てきました。

6月13日の記者会見で鈴木財務相は「急速な円安の進行を憂慮している」と述べ、政府の想定を超える急速な円安だとコメント。
為替相場の一般的な変動幅を大きく超えているとして、一層の緊張感を持って注視していくとしていました。
先日には日本銀行の黒田総裁も急激な円安は経済にマイナスとの発言をしており、黒田総裁と歩調を合わせて政府の見解を示したものだと思われます。

ただ、円安を阻止するための対策に触れることはほぼ無く、何処まで政府として許容出来るのかとする防衛ラインの数字なども明示されることはありませんでした。

このままだと1ドル150円まで円安が加速するとも言われているだけに、政府が円安の経済政策を打ち出さなければ、日本経済はさらに傾くことになるでしょう。

 

「急速な円安進行を憂慮 一層の緊張感持って注視」鈴木財務相
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220614/k10013670731000.html

円相場が13日、一時およそ24年ぶりに1ドル=135円台前半まで値下がりするなど、このところ円安が一段と加速していることについて、鈴木財務大臣は「急速な円安の進行を憂慮している」などと述べました。

鈴木財務大臣は14日の閣議のあとの記者会見で「為替相場は、ファンダメンタルズ=基礎的条件に沿って安定的に推移することが重要だが、最近の為替市場では急速な円安の進行が見られて憂慮している。政府としては、日本銀行と緊密に連携しつつ、為替市場の動向や経済、物価などへの影響を一層の緊張感を持って注視していく」と述べ、警戒感を示しました。

 

 

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