社会学者の宮台真司氏が朝日新聞に語ったインタビュー記事で、自民党と統一教会の関係に触れた部分の発言が削除されたと明らかにしました。
宮台氏によると、7月19日の朝刊に掲載された「元首相銃撃 いま問われるもの」との記事で統一教会(世界平和統一家庭連合)と自民党の関係を語ったところ、そこの部分はカットされて、宗教の勧誘問題や人間関係に関する話ばかりが掲載されていたとのことです。
取材を行った担当記者の方は宮台氏の意向を重視して、統一教会や自民党の関係も掲載しようと努力するも、最終的には削除された形で記事になったと伝えられています。
この削除について宮台氏は、「1970年代末以降の原理研についての言及と、この2010年代末以降の自民党と統一教会についてのズブズブについての言及が、宮台の元原稿にはありましたが、担当記者の懸命の奮闘にも拘らず、削除されました」とコメントし、朝日新聞側の対応に強い不快感を示していました。
他のジャーナリストからも大手メディアが統一教会と政治の関係に配慮しているというような話もあり、このような報道規制は各地で行われているのかもしれません。
社会学者の宮台真司・東京都立大教授(63)が安倍晋三元首相の銃撃事件について朝日新聞に語ったインタビュー記事で、「重要なポイント」を朝日新聞側に削除されたとツイッターで訴えている。
「自民党と統一教会についてのズブズブ」などについての記述が削除されてしまったという。これに対し、朝日新聞社は、「個別の記事の編集の経緯や判断には答えを差し控えます」などと取材にコメントした。
朝日は今日も国葬問題を取り上げなかった。左派が期待している統一教会批判もなかった。宮台真司に統一教会のことを語らせているが、グローバリズムによって中流が分解して人間関係が希薄化したことに焦点を当てていた。日本の政治の闇を語るでなく。そんな朝日に連中はさぞ不満を募らせているだろう。
— 弁護士 徳永信一 (@tokushinchannel) July 19, 2022
1970年代末以降の原理研についての言及と、この2010年代末以降の自民党と統一教会についてのズブズブについての言及が、宮台の元原稿にはありましたが、担当記者の懸命の奮闘にも拘らず、削除されました https://t.co/PZklBeJMHJ
— 宮台真司 (@miyadai) July 19, 2022
そのような印象は、元原稿の重要なポイントが、朝日新聞社によって削除されたことに関係するだろうと思います。 https://t.co/hFED5qvZ3t
— 宮台真司 (@miyadai) July 19, 2022
これ、間違いがありました。「2010年代末以降→ゼロ年代末以降」と訂正します。元原稿ではそのようになっています。 https://t.co/BZKCn7XwIw
— 宮台真司 (@miyadai) July 19, 2022
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