気象庁は8月8日に小笠原諸島の硫黄島の沖合で、マグマが噴出したと見られる噴火が発生したと発表しました。
硫黄島では先月から小規模な噴火が頻発していましたが、マグマを伴った規模の大きな噴火は約1000年ぶりで、今も活発な火山活動が継続しています。
先月だけでも5センチ以上の地殻変動が確認されており、日本においても最も激しい活動が続いている火山地帯の一つとなっているところです。
また、鹿児島県の桜島に関しても山体膨張が続いているとして、気象庁が注意情報を発表しました。
7月24日に発生した爆発的な噴火で警戒レベルを一時的に最高の「5」に引き上げ、地元住民にも避難情報を出していましたが、その後も山体膨張が止まらないことから、更に大きな火山噴火が発生しても不思議ではないと分析されています。
硫黄島の火山活動解説資料
https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/monthly_v-act_doc/tokyo/22m07/329_22m07.pdf
硫黄島沖でマグマが噴出する噴火か 海岸に溶岩、1千年ぶりの可能性
https://www.asahi.com/articles/ASQ886TGWQ88USPT00K.html?ref=tw_asahi
東京都心から約1200キロ南にある小笠原諸島の硫黄島の沖で、マグマが噴出したと考えられる噴火が発生したと気象庁が8日発表した。硫黄島は年1メートルにも及ぶことがある異常な隆起が続く活火山だが、噴火はマグマを噴出しない水蒸気噴火が続いてきた。今回のマグマ噴出は、約1千年ぶりの可能性がある。気象庁は「今のところ噴火の規模は小さいが、監視を続けていく」としている。
硫黄島バリ近で噴火してます pic.twitter.com/WMPBlxXvda
— パセリかとう (@coward19991114) July 31, 2022
硫黄島沖でマグマが噴出する噴火か 海岸に溶岩、1千年ぶりの可能性 https://t.co/P6Bq2kvGak
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) August 8, 2022
【気象庁発表】硫黄島沖でマグマが噴出したと考えられる噴火、1千年ぶりの可能性https://t.co/aE6heySDgY
マグマを噴出しない水蒸気噴火が続いてきたが、硫黄島の海岸には、多くの岩塊が漂着していたという。気象庁は「今のところ噴火の規模は小さいが、監視を続けていく」としている。 pic.twitter.com/HHkBWxaDlP
— ライブドアニュース (@livedoornews) August 9, 2022
7月31日、硫黄島の沖で噴火が発生する瞬間です!爆発が発生していますね~!この噴火によって、多数の噴石が海岸に流れ着きました。新しいマグマが出たか気になりますね~また、この噴火は8月9日現在も続いている可能性が高いです!今後も要チェックですね~ pic.twitter.com/93KnKkK6BO
— えいしゅう博士/火山情報 (@Dr_eishu) August 9, 2022
硫黄島で新島が誕生!
島は普段から月10cm程隆起をして拡大しています。今回は海底噴火です。
新島は島から近い位置にあるので数年〜数十年で本島と繋がってしまいそうです。 https://t.co/Sw5wzHYFpg— ひつじさん@明るいニュース (@hitsuji_bright) August 8, 2022
今日の硫黄島沖の海底噴火地点。@planet 撮影。8/7 10:03 JST。島と穴のようなものが見える。8/3より明らかに大きく、隆起ないし噴出により拡大している可能性が考えられそう。 pic.twitter.com/bkNiUHqsQe
— F.IKGM🌏イケガミ・ジオリサーチ (@geoign) August 7, 2022
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