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国葬反対は想定外?岸田首相の説明が変化 政権幹部「国葬と統一教会の話が一緒くたになっている」「安倍氏の顔に泥を塗る」


*官邸
岸田文雄首相にとって安倍晋三元首相の国葬に強く世論が反発しているのは大きな想定外だったことが分かってきました。

安倍元首相の死亡が発表されてからかなり強気の姿勢で岸田首相は国葬の実施を表明しましたが、その背景には党内の保守層の強い意見や、安倍元首相の死に同情的な世論の動きがあったと見られています。

時事通信社は岸田首相の発言に変化が見られると取り上げ、7月14日の記者会見で安倍元首相を「その功績は誠に素晴らしい」と大絶賛していたのに対して、8月6日になると「内外の業績が指摘され、特に海外から評価がある」と変化。
政権幹部からも「国葬と統一教会の話が一緒くたになっている」「賛否二分では安倍氏の顔に泥を塗る」というような困惑の声が飛び交っているとして、国葬への強い反対意見は予想外だったとしています。

今月に突如決まった内閣改造に関しても当初は9月に行う予定だったと言われており、それだけ岸田首相が世論の反発に焦っているのだと分析されているところです。

 

岸田首相、見誤った世論の風向き 銃撃1カ月、旧統一教会問題で―安倍氏国葬
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022080800874&g=pol

岸田文雄首相が、自ら決めた安倍晋三元首相の国葬に対する世論の反発に苦慮している。当初は「少数派」(首相周辺)とにらんだ反対意見が勢いを増し、報道各社の世論調査でも賛成意見を上回るケースが相次ぐ。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)をめぐり、安倍氏や自民党との浅からぬ関係が明らかになったことが要因とみられ、首相の判断の妥当性を問う声が強まってきた。

 

 

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