新型コロナウイルス、政治、経済、地震、放射能、災害などを中心に様々な情報を提供しているサイトです!

ロシア軍の新総司令官、劣勢状況を認める!併合の4州に戒厳令 セルゲイ・スロビキン氏「状況は緊迫している」


*BBC
ロシア軍の新たな総司令官となったセルゲイ・スロビキン氏がウクライナにおける戦況について、初めてロシア側が劣勢になっていると認める発言を行いました。

これは10月18日に放送されたロシアの国営放送で飛び出てきた発言で、「ウクライナでの特別軍事作戦は状況が緊迫している」と述べ、ウクライナ軍の激しい攻撃によってロシア軍が守勢になっていると言及。
ロシア側も激しい抵抗を行っているとして、「我々は一人一人の兵士を守り、前進してくる敵兵を整然と粉砕する」とも語っていました。

ロシア軍の総司令官が劣勢を認めるような発言を公の場で行うのは異例で、現実主義者とも言われているセルゲイ・スロビキン氏を総司令官に任命したのも、ロシア側が現状を見つめ直して、立て直すためではないかと見られています。

また、ロシアのプーチン大統領は19日、併合を宣言したウクライナ東・南部4州に20日から戒厳令を発令すると表明。
ウクライナ軍が南部や東部の奪還を目指して攻勢を強めていることもあって、事前に戒厳令を出すことでウクライナ軍にこれ以上の進軍を断念させる狙いがありそうです。

新たに動員した兵力の整備にも時間が掛かることから、ロシアは次の攻勢まで時間稼ぎをしている可能性が高く、水面下でも激しい情報工作や駆け引きが行われています。

 

ロシア軍司令官、南部ヘルソンは「緊迫」 異例の厳しい認識
https://www.cnn.co.jp/world/35194805.html

(CNN) ロシアによるウクライナでの「特別軍事作戦」を統括するスロビキン総司令官は18日、国営テレビで、ロシアの目標は、ウクライナがロシアにとって「友好的」となり、西側諸国から独立することだと述べた。
スロビキン氏は「ロシア人とウクライナ人はひとつの民族だ。我々が望むのはただ一つ、ウクライナが西側諸国やNATO(北大西洋条約機構)から独立して、ロシアと友好的であることだ」と述べた。

露、一方的併合の4州に戒厳令 大統領令に署名、ウクライナの反攻断念狙う
https://www.sankei.com/article/20221019-6RIMCHUK4JKABJQV22WX23SHS4/

ロシアのプーチン大統領は19日、一方的に併合を宣言したウクライナ東・南部4州に20日から戒厳令を導入する大統領令に署名した。ロシアはこれまでウクライナ侵略を「特別軍事作戦」と呼称してきたが、事実上、戦争状態であることを認めた形。露軍が東・南部の戦線で劣勢に立つ中、プーチン氏は4州が「自国領」だとし、防衛のためには核兵器の使用も辞さない姿勢を示すことで、ウクライナに反攻を断念させる思惑だとみられる。

 

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
\  SNSでみんなに教えよう! /
\  情報速報ドットコムの最新記事が届きます! /
情報速報ドットコムの最新記事が届きます!