今年は新興国で多数のドル売り介入が行われていたことが分かりました。
ロイター通信が取り上げた中国人民銀行の統計によると、今年1月から8月の間に中国の外貨準備高は1950億ドル(約30兆円)も減少し、過去に例がないほどのドル売りが実施されたとのことです。
他にもインドで710億ドル、ブラジルで290億ドルなど外貨準備高の減少が新興国で目立ち、記録的なドル高の影響で自国通貨防衛のために、世界中でドル売りが行われていると見られています。
日本では先月から政府・日銀の為替介入が本格的に始まり、この1ヶ月間に7兆円規模の為替介入が行われたばかりです。
記録的なドル高によって自国通貨の価値が世界規模で大きく落ち込んでいる情勢で、外貨準備高が少ない国だと為替介入を行う余力も無いことから、インフレや米国債の高い利払いなどに苦しんでいると報じられています。
ドル高になると輸入国の経済状況は悪化する傾向が多く、このままドル高が強まると世界経済がさらに悪化することになりそうです。
今年の新興国外貨準備高、過去の通貨安局面より急減 通貨防衛で
https://jp.reuters.com/article/emerging-markets-reserves-idJPKBN2RF0BH
[シンガポール/ニューヨーク 19日 ロイター] – 今年は新興市場で、過去の自国通貨安局面と比べても外貨準備高の急速な減少が目立つ。ドル高から自国通貨を守るため、各中銀がドル売りで対抗しているためだ。
中国人民銀行(中央銀行)の統計によると、3兆ドル超と世界最大の外貨準備保有国である中国は1─8月で1950億ドル減少した。2018年に米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締めを進めていたころの1─8月の300億ドルと比べると6倍以上。14年のドル高局面でも3─10月で610億ドルの減少にとどまっていた。
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今後どこがどう動くのかほんとにわかんないし、正直日本もこの問題では新興国側に立場近いからな
— 織部ゆたか (@iiduna_yutaka) October 21, 2022
ヒャッハー
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— りゅんぽん WRX (@RYUNPON00) October 25, 2022
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このままだと新興国から通貨危機が起こりかねない訳か・・米国と通貨スワップ出来るところはイイけど
G20で米国/バイデンは相当批判されるな
中間選挙前だしどう答えるか要注目— servant1480 (@servant1480) October 25, 2022
ドル建てで国債が支えられてる新興国、途上国は自国通貨安になると利払いが増えるからドル高は深刻だよな~w
日本の国債は円建てだから自国通貨安はあまり関係ないのが強みやな~whttps://t.co/vYsZaQn4sM— 公郎 (@Lemero_opeom) October 25, 2022
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日本はまだ外貨準備で介入をしながらアメリカのインフレが落ち着くのを待てばいいけど、もともと少ないところは悲惨だ。— NT調査団(弥富市) (@NTchosadan) October 22, 2022
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