昨年夏に安倍晋三元首相を銃撃したとして逮捕されている山上徹也容疑者について、市民グループが減刑を求めて賛同署名を検察庁などに提出したことが分かりました。
弁護士ドットコムの記事によると、提出したのは市民グループ「山上徹也氏の減刑を求める会」で、1月13日に賛同者の署名1万1100筆を検察庁などに対して郵送したとのことです。
記者会見で市民グループの代表者らは「過酷な生育歴を鑑みての温情」「本人が非常に真面目、努力家であり、更生の余地のある人間である事」などと述べ、山上徹也容疑者の生い立ちや性格から厳罰は妥当ではないと説明していました。
山上徹也容疑者の裁判はこれから始まる予定ですが、既にネット上では今回のような共感論も散見され、山上容疑者の処遇に関しては様々な意見が飛び交っています。
ただ、殺人行為をした事実はあるわけで、それを環境や生い立ちを理由にして正当化するのは法治国家の観点から強い疑問を感じると同時に、まだ裁判が始まっていない状態で減刑を求めるのは時期尚早だと言えるでしょう。
安倍晋三元首相銃撃事件で奈良地検は1月13日、山上徹也容疑者を殺人罪などで起訴した。市民グループ「山上徹也氏の減刑を求める会」はこの日、山上容疑者の減刑を求める署名約1万1100筆を検察庁などに郵送で提出した。
ちなみに戦前でも同様の事件が発生したことがあり、犬養毅首相を殺害した実行犯の軍人たちも世論や政界が同情しちゃった結果、減刑されたんだよなぁ…。
結果として人を殺害しても世論誘導できるようにすれば許される風潮を作ってはいけないのよ。
テロを擁護したらアカンhttps://t.co/jtv1VjM7J7— スカーレッドG (@kemono_fm192hz) January 15, 2023
亡くなった安倍元総理はもう二度と帰ってこない。残された遺族の悲しみと苦しみは生涯続くだろう。安倍元総理の他界で泣き腫らせた多くの国民の心の傷は深く癒えることはない。山上容疑者の減刑などは愚の骨頂。減刑を求める市民団体は鬼畜の所業ほかならない。https://t.co/vauCJZwBS8
— 松丸まこと 前足立区議会議員 (@seiryukai) January 14, 2023
可哀想で真面目な身の上だったら公衆の面前で殺人してもいいじゃんという考えの人達は、バレなければいくらでも不正や窃盗などしてもいいとかきっと思ってるんだろうな。怖い怖い。https://t.co/DQLQpODB8J
— ほりとも@日本を取り戻す (@horitomos207) January 15, 2023
殺人容疑者に寛大な処遇って、狂ってませんか?
この市民グループは、どのようなグループなんでしょうか!?「山上徹也さんにどうか寛大な処遇を」減刑求め、署名1万1000筆超を提出 (弁護士ドットコムニュース)#Yahooニュースhttps://t.co/FFR6c4Y6zT
— ぴろん🇯🇵🌸 (@pirooooon3) January 15, 2023
山上容疑者に対して、減刑を求める署名約1万1100が届けられたという話。
要人暗殺ではよくあることだが、五・一五事件では約114万件、二・二六事件では約132万件の助命嘆願書が集まったことを思えば圧倒的に少ない。裏を返せば国民の支持を得ていないということがわかるhttps://t.co/zrQbitq7ue— 拳骨拓史 (@fisthistory) January 15, 2023
「過酷な環境だったから」という理由で殺人の量刑を減らすことが妥当とは思えない。
何びとも生命を奪った罪はいかなる境遇の者も、法によって厳格に裁かれるべきだ。本人にとっては皮肉かもしれないが、寄る辺なき魂を救えるものは、真に力ある宗教しかないとも思う。https://t.co/pNkq4SQgHK
— ホイミン@いのちだいじに (@encouragehoimin) January 14, 2023
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