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有害物質「PFAS」、多摩地域の85%で健康被害の恐れ!米国の基準値超える 多摩地域では取水停止に 「水道水が要因ではないか」


東京都の多摩地域で有害性が指摘されている有機フッ素化合物PFOS(ピーフォス)が井戸水から検出され、多数の住民に健康被害の可能性が浮上していると報じられています。

東京新聞の記事によると、国分寺市を中心とした87人の住民を血液検査したところ、その内の約85%で血中濃度が米国で定める指標値を超えたとのことです。
PFASが検出されたのは東京・多摩地域で水道水に利用していた井戸水で、多摩地域の浄水施設では34カ所の水源井戸での取水が停止されました。

PFASは水や油をはじく性質を持ち、フライパンのコーティングなどに幅広く使われている物質です。
最近だと沖縄の米軍基地付近で高濃度のPFASが検出され、地元住民の強い反発や批判が噴出していました。

ただ、日本は欧米諸国と比べてPFOS規制は非常に緩く、極めて厳しい基準値を設けているアメリカと比べて、日本だと暫定的な目標値しか無いのです。
ようやく日本もPFAS規制に向けて厚生労働省の議論も開始された段階で、今回の多摩地区における騒動を受けて、早期の規制強化を求める声が高まっています。
*PFASには4700種類余りが存在するとされ、PFOSやPFOAなどがある

 

有害性指摘のPFAS 血液検査で国調査の3倍余検出 国は対策検討
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230130/k10013965051000.html

有害性が指摘されている有機フッ素化合物PFOS(ピーフォス)などをめぐり、専門家が市民団体と行った東京・多摩地域の住民を対象にした血液検査で、国が行った調査の3倍余りの血中濃度のPFOSなどが検出されたとする結果が公表されました。
「PFOS」などを含む化学物質の「PFAS」(ピーファス)について、国は対応策とその情報発信のあり方について方向性をとりまとめる方針です。

多摩地域のPFAS血液検査、85%の人が「健康被害の恐れ」米国の指標値超える 市民団体が中間報告
https://www.tokyo-np.co.jp/article/228317

 東京・多摩地域で水道水に利用していた井戸水から発がん性が疑われる有機フッ素化合物(PFAS=ピーファス)が検出された問題で、住民の血液検査に取り組んでいる市民団体が30日、国分寺市を中心とした87人分の分析結果を発表した。血中濃度が米国で定める指標値を超えた住民は約85%に上り、分析した専門家は「水道水が主な要因ではないか」と指摘した。(松島京太)

 

 

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