*CNN
アメリカ政府はアメリカ本土上空で確認された謎の気球について、中国からの偵察用気球(スパイ気球)だと断定しました。
このスパイ気球は数十メートルほどのサイズで、太陽光パネルを搭載した謎の機械部品をぶら下げて北米の各地を移動しています。
2020年頃に日本の東北地方や関東地方でも目撃された物体と同じ形をしており、過去に日本の各地でも偵察活動をしていた可能性が高いです。
CNNの記事によると、アメリカのブリンケン長官の中国訪問を延期すると発表し、「明らかな違反で容認できない」と中国の偵察用気球を批判。
中国政府も気球が中国のものであることを認めた上で、「気象研究用」だとするコメントを発表しました。
アメリカ政府として中国に事実関係を確認中だとして、偵察用気球の存在が米中対立の新たな火種にもなっています。
高度の低い地域からアメリカの電波情報や地形情報、軍の施設、部隊の移動などを監視するのが目的だと思われ、アメリカ国内では撃墜を求める声が相次いでいました。
中国気球、東に移動 米、偵察用と断定
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023020400183&g=int
【ワシントン時事】米国防総省のライダー報道官は3日の記者会見で、米本土上空を飛行している中国の偵察気球について、「東の方に移動している」と明らかにした。2日時点では西部モンタナ州の上空にあったが、現在は「北米大陸の中央部」と述べるにとどめた。
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