*提供:東京都
東京都の葛西臨海水族園の立て替え計画が物議を醸しています。
問題となっているのは建物の老朽化を理由にした葛西臨海水族園のリニューアル計画で、現在の葛西臨海水族園の敷地内に新たな水族園を建設し、周囲の森林地帯も切り倒して太陽光パネルなどを設置するとしていました。
実に1400本近い貴重な木が伐採される見通しで、これに建築家らが反対を表明。淡水生物館を残し1400本の樹木を保護する代替案も提出されたとしていますが、最終的には太陽光パネルを大量に設置する今の案にまとまったとされています。
東京都は2028年3月の開園を目指しているとしていますが、都民の意見を集めるためのパブリックコメントでは反対意見が多数となっており、地元議員からも懸念の声が飛び出てくる騒動に拡大。
建築エコノミストの森山高至氏も「パブリックコメントの結果は1回目と同様、89%が改築並びにPFI事業に反対意見であったにもかかわらず、都はその意見を聞かず、水族園機能を丸ごと新施設へ移す決定をし、PFI事業者募集へ突き進んだ」「日本の水族館のトップランナーを目指し、歴史を受け継ぎ、自然とともに生きる水族園と謳ってはいるものの、かけ離れた結果になることは間違いない。改築計画の見直しを望む」と述べ、このリニューアル計画を見直すように強く求めています。
FaceBookより
建築家の有志の方々が
東京都の環境建設委員会に対し、葛西臨海水族園の淡水生物館を残し1400本の樹木を保護する代替案を提案されましたが、陳情は門前払いされました。
都議会環境建設委員会の根来氏は、
1400本の樹木と淡水生物館は解体撤去、伐採されるべきである、と答弁してます。 pic.twitter.com/nf6gw0p97t— SDGs建築エコノミスト森山高至(漁協建築研究家) (@mori_arch_econo) February 15, 2023
コロナ前に、建築士会、建築家協会、建築学会が総出で止めさせたはずの、谷口吉生さん設計デザインの世界的名建築である葛西臨海水族園の立て替え計画が、性懲りもなくまた動いている。
やっと自然林に近付いた森の樹木を切り倒し、太陽光パネルを並べるという、愚の骨頂としか言いようがない。 pic.twitter.com/rJRgqH4VpP— SDGs建築エコノミスト森山高至(漁協建築研究家) (@mori_arch_econo) December 12, 2022
神宮外苑の森では1000本の樹木伐採予定。そして葛西臨海水族園でも1400本の樹木伐採とは。。
自然よりも利権が大事なのか都知事。 https://t.co/yVW94lxMr4— 🇮🇹イタリアでゆる〜く (@333mimina) February 18, 2023
小池百合子が私利私欲のために進めている太陽光発電だが、これに真っ向から反対しているのが上田令子議員。葛西臨海水族園に関しても、上田令子議員は早くから大反対の主張をしていた。しかし、小池百合子は私利私欲の太陽光発電利権のために暴走を止めない……。https://t.co/9sBbbMyjVW
— 鈴木傾城(スズキ・ケイセイ) (@keiseisuzuki) February 18, 2023
「葛西臨海公園の樹木を1400本切り倒して太陽光パネルを貼る」って、正確には葛西臨海公園の水族園の老朽化+バリアフリー強化に伴う建て替えで新施設の屋上に太陽光パネルも設置するみたいな内容。メガソーラー造成するのかと思った。老朽化した非バリアフリーな水族園のままで良いのかと。 pic.twitter.com/CQScWoIxl5
— とりかわ𓅪 (@yukky115) February 18, 2023
葛西臨海水族園建替の件、全面太陽光パネルドヤッはアホだと思うし谷口吉生設計の建築は残してほしいが、塩害で想像以上に老朽化しているし新館予定地の樹木伐採も元々建替のために残していた場所なので何とも…https://t.co/fo6Jfy0Xmihttps://t.co/7aGOShhikthttps://t.co/Qck5MYrmmE
— Qun (@watch_dog_timer) February 18, 2023
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