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中国の軍事費が約30兆円に!前年より7.2%増加、海外調達や研究費などは含まず 3隻目の空母浸水


中国政府が決定した今年の国防費が去年と比べて7.2%増え、過去最多となる1兆5537億人民元、日本円で30兆5400億円となることが分かりました。

同じく過去最多に増えた今年度の日本の防衛費が6兆8000億円だったことから、中国の軍事費はその約4倍に相当すると言えます。

しかも、この金額には海外からの調達費用や軍事研究費が含まれておらず、日本と同じように計算した場合の費用は5倍を超えるのではないかとも見られているほどです。

昨年は3隻目の空母「福建」を進水させ、多数の駆逐艦や防空艦を増やし、アメリカの空母機動部隊と同じような空母艦隊を編成しています。
また、宇宙関係でも人工衛星が大幅に増加しており、自国のGPS網を強化していました。

今世紀半ばまでにアメリカを超える世界一の軍隊を作るという目標を掲げ、引き続き中国は軍備拡張を継続するとしています。
日本にとってはアメリカと中国の軍事大国に挟まれる形となり、中国を睨んだ軍備拡張競争がこれからさらに激化することになるかもしれません。

 

中国 国防費 30兆円余 去年より7.2%増加で軍備増強姿勢示す
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230305/k10013998901000.html

中国政府は、ことしの予算案で、国防費について、去年と比べて7.2%多い、1兆5537億人民元、日本円で30兆円余りになることを明らかにし、軍備の増強を続ける姿勢を改めて示しました。

中国政府は、5日から始まった全人代=全国人民代表大会で、ことしの予算案を明らかにしました。

このうち、国防費は去年と比べて7.2%多い、およそ1兆5537億人民元、日本円で30兆5400億円余りとなり、予算の伸び率は、去年の7.1%より増加しました

 

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