*高市早苗氏
立憲民主党の小西ひろゆき議員が取り上げて問題視されている放送の解釈変更に関する総務省の行政文書ですが、立憲民主党は政府による介入行為だとして、更に追及を強めるとしています。
この文書では放送法が定める「政治的公平」の解釈をめぐって、安倍政権時代の礒崎総理大臣補佐官や高市総務大臣、総務省幹部らのやり取りが記載されたもので、特定の番組名を出して規制を求めるような発言が記録されていました。
総務省も行政文書と認め、野党合同ヒアリングで小西議員は「放送に国家権力がいつでも介入できるという恐ろしい解釈が不正なプロセスで作られたことを示す文書だ。当時の礒崎総理大臣補佐官が主導し、『安倍総理大臣がゴーサインを出すならやる』と言ったのが、当時の高市総務大臣だ」と述べ、放送に国家権力が介入した重大な証拠だとしています。
一方で、与党からは「行政文書であっても内容の真偽は不明」というような声があり、高市早苗氏も辞任しない方針で、与野党の意見は完全に割れていました。
国民民主党の玉木雄一郎代表も国家セキュリティの問題だとコメントし、情報流出が起きたことを強く問題視していたところです。
立民が高市大臣ら追及へ “政治的公平” 解釈の文書めぐり
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230308/k10014001201000.html
放送法が定める「政治的公平」の解釈をめぐって立憲民主党の議員が公表した文書について、総務省は7日、すべて行政文書だと認めました。
立憲民主党は、記載されている当時の総務大臣だった高市経済安全保障担当大臣らに事実関係をただす必要があるとして追及していく方針です。
あまりのひどさに、言葉がない。
元官僚の玉木氏にはあれだけの告発をすることがどれほどの重い決断か分かるはずだと思うが。。
3/3の予算委で岸田総理に言ったように、提供者の思いは「放送の言論報道の自由と民主主義を国民の手に取り戻して欲しい」という一点だ。https://t.co/IFWSFzD2SF
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) March 7, 2023
【コメント】
・総務大臣が、私が公表した内部文書の全てについて、それが総務省に存在し公文書管理法上の行政文書であることを認めた。
・岸田総理はこの放送法解釈の改変プロセスの不正と内容の違法性を認め、解釈を撤回する必要がある。
・なお行政文書を「ねつ造」と国会で批判した高市大臣は、
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) March 7, 2023
当時の解釈の改変の事実関係の説明責任を果たした上で、速やかに大臣と議員を辞職すべきだ。
・一方で、総務大臣は、行政文書と認めた文書について、その内容の正確性や作成の経緯などを精査するなどとしているが、総務省最高幹部らが作成し共有していた一連の文書の正確性などを精査するのであれば、
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) March 7, 2023
・事件の本質は、内部文書が詳細に示すように、個別番組を狙い撃ちに、礒崎補佐官と安倍総理らによって官邸の密室で「一つの番組で放送法の政治的公平違反を判断できる」との解釈に改変され、言論の自由に大きな侵害の危険が生じていることにある。
岸田総理に解釈を撤回させるべく全力を尽くします。— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) March 7, 2023
【小西文書】
松本総務大臣「小西議員が公開した文書は『全て総務省の行政文書と確認できた』ので本日午後公表する。今回の行政文書については【記載内容の正確性が確認できないもの】【作成の経緯が判明しないもの】がある点にはご留意頂ければと思います」
行政文書だけど
内容に信憑性は無し pic.twitter.com/3rUJGZTjSW— ピーチ太郎3rd (@PeachTjapan3) March 7, 2023
【「政治的に公平であること」“新たな解釈”の経緯】
“#政治的公平”の判断は、“一つの番組”ではなく放送事業者の番組全体をみて判断となっています
公表された #行政文書 によると、政治的公平について“新たな解釈を示すように”と当時の #礒崎総理補佐官 が総務省に働きかけがあったとしています pic.twitter.com/SIA663zdbA
— 報道ステーション+土日ステ (@hst_tvasahi) March 7, 2023
高市氏「正確なものだと立証して」
小池書記局長
「何で政府の行政文書を野党が立証しなきゃいけないのか」#放送法 #政治的公平 https://t.co/zqsSBtrKgs pic.twitter.com/QfhLFr7WI5— 𝐄𝐌𝐈𝐋 (@emil418) March 7, 2023
2014~15年に安倍内閣が放送法の解釈を変更。当時の高市総務相は政治的公平性を欠く放送を繰り返した局に電波停止を命じる可能性に言及。
現に
当時、安倍内閣はメディアTVに対し、なんか言うと「お前の会社潰してやるぞ」とまで言っていた。これは必見↓
時事放談:2018/8/12pic.twitter.com/djlfEnBUkA— Micro (@RobbyNaish77) March 2, 2023
「放送法」国対ヒアリングに出席。
この場で、小西議員が公開した放送法の「政治的公平」に関する文書が公開されました。小西議員が入手したものと全く同じで「これまで慎重に精査して来たが、放送政策課の共有フォルダに電子的に保存されていたもので、(行政文書として)妥当と結論付けた」とのこと。 pic.twitter.com/1xp8MFYWVZ— 杉尾ひでや 参議院議員 長野県選出 (@TeamSugioHideya) March 7, 2023
政治は政治。行政は行政。まったく別の道理で動いている2つの世界を意図的に重ね合わせて論点を曖昧にする玉木さんの発言こそ極めて政治的。今回の放送法の解釈を巡る総務省行政文書問題は偏(ひとえ)に行政監視マターであり、そこに政治的意図の存在を読み取っても、何の価値もない。小西がんばれ! https://t.co/gOlv2J74tm
— 足立康史 衆議院議員 (@adachiyasushi) March 7, 2023
高市早苗「この4枚の文書の内容が真実であると相手側(小西議員)も立証しなければならないのではないか」
あの~、その行政文書が作られた時の総務大臣って、高市さんご自身ですよね?
高市総務大臣の下で「捏造」行政文書を作られたとしたら、責任取るのは高市さん自身だと思うんですが・・? https://t.co/Y4apoTOjeF pic.twitter.com/AsbxNz8Eab— HOM55 (@HON5437) March 7, 2023
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