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世界中の銀行株が阿鼻叫喚地獄、FRB利下げの可能性も!ファースト・リパブリック銀行の株価大暴落!クレディ・スイスはUBSが買収検討か


*ファースト・リパブリック・バンク
今週末の株式市場はアメリカの銀行株を中心にして、記録的な暴落となりました。
先週に経営破綻をしたSVB(シリコンバレー銀行)に続いて、今度はスイスの金融大手「クレディ・スイス銀行」やアメリカの「ファースト・リパブリック銀行」にも飛び火。

クレディ・スイスは中央銀行が数兆円規模の資金援助を検討しているとの報道で一旦は落ち着きましたが、信用不安の流れを受けてファースト・リパブリック株は週初からの下落率が70%を超えています。

この事態を受けて米連邦準備制度から200億~1090億ドル(数兆円規模)を借り入れたと報告し、JPモルガン・チェースやシティグループなどの米大手11行も約300億ドル(約4兆円)の預け入れ支援を実施しました。

しかしながら、ここまでの支援が必要になるほどに財務状況が悪化していることが表面したことで信用不安の流れは止まらず、全米の銀行を巻き込む形で株価が一斉に下落しています。
ニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は一時520ドルの下げ幅を記録し、最終的な終値は前日比384・57ドル安の3万1861・98ドルでした。

SVB経営破綻をキッカケにして、次々と銀行の経営問題が表面化した流れで、その経営悪化を引き起こしている原因こそアメリカ政府やFRB(連邦準備制度理事会)が昨年から実施していた大規模な利上げとなっています。

利上げによって銀行が保有している米国債の価値が下落、結果的に銀行の資金力が落ちて、このような経営不振や問題が発生した時に体力不足で耐えることが出来なくなっているのです。
年内にもFRBが利下げを検討しているとも報道されていますが、すでに後の祭りで、これから数ヶ月の時間をかけて信用不安と株価暴落の連鎖はリーマンショックを超える規模で広がっていくことになるでしょう。

 

世界の株価
https://sekai-kabuka.com/

FRB、年内の大幅利下げ観測強まる 金融不安の高まりで
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN15E8S0V10C23A3000000/?n_cid=SNSTW006&n_tw=1678924042

【ワシントン=高見浩輔】米欧で相次いだ金融機関の経営不安を背景に、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締め姿勢が緩むとの見方が強まっている。地銀の融資姿勢が厳しくなって経済成長が鈍化し、高インフレを押し下げるとの見方もある。金融先物市場は15日、年内に4回分の利下げを織り込む極端な動きになった。

米ファースト・リパブリック株価下げ止まらず、支援行にも売り波及
https://jp.reuters.com/article/

[17日 ロイター] – 米中堅銀行ファースト・リパブリック・バンクに対し米大手銀行11行が16日に支援を発表したものの、17日の取引でも株価下落に歯止めがかからず、売りは支援を表明した大手行にも広がっている。
JPモルガン・チェースやシティグループなどを含む 米大手11行は16日、株価急落に見舞われたファースト・リパブリックの資金繰りを支えるため、同行に合計300億ドルの預金を預け入れると発表した。

NY株下げ幅、一時520ドルに迫る 金融不安で売り注文膨らむ
https://mainichi.jp/articles/20230318/k00/00m/020/017000c

 17日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、前日終値からの下げ幅は一時520ドルに迫った。終値は前日比384・57ドル安の3万1861・98ドルで取引を終えた。米シリコンバレー銀行の破綻やスイス金融大手クレディ・スイスの経営危機を背景に、金融システムへの不安による売り注文が膨らんだ。

 

 

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