新型コロナウイルス、政治、経済、地震、放射能、災害などを中心に様々な情報を提供しているサイトです!

石川大地震の前兆だった?先月末から月初めに各地で地震雲の報告相次ぐ!環水平アークやレンズ雲など トルコ大地震との類似性も


*ウェザーニュース@wni_jp
5月5日午後2時半頃に石川県能登地方で震度6強の大地震を観測しましたが、この地震が発生する直前に全国各地から地震雲の目撃情報があったことが分かりました。

大手SNSのTwitterで地震雲のワードを調べてみると、4月末頃から地震雲の報告件数が増えており、空を覆い尽くすようなうろこ雲や渦巻きのような形をしているレンズ雲、さらには阪神淡路大震災前にも報告されたことで有名な竜巻型の雲などが投稿されていてます。
これらの雲はいわゆる地震雲とも言われることが多く、実際に今年2月のトルコ地震ではほぼ同じ形の雲が本震発生の数日前に目撃されていました。

前に東京大学の専門家らが行った調査で、断層に含まれている岩石がズレ動くと猛烈な電磁波などが発生し、それが周囲に影響を与える場合もあるとの調査報告を行っています。
他にも京都産業大学の筒井稔教授は「地震はプレートの変動や活断層のズレにより起こります。岩石が圧力を受けると電磁波を発生させることは知られていますから、地中の岩石も破壊されると電磁波を発生(地中励起)することは十分考えられます」と述べ、地震予測に電磁波の動きを活用できないかと模索しているほどです。

また、先月末から今年最大規模の太陽風や磁気嵐を観測していたことも何らかの繋がりがあるかもしれません。
地球という星は北極と南極があるように巨大な磁石であり、その磁力に影響を与えるのが太陽風です。
磁力の流れをかき乱す現象である磁気嵐の発生は地殻変動や地震活動に影響を与えると思われ、このような現象が連動した結果が地震雲として表面化すると考えると辻褄が合います。

地震雲の発生場所やタイミングが必ずしも震源の直ぐ側ではないのは地球規模のスケールで起きている現象だからだと考えることも可能で、今後も地震雲と電磁波、磁気嵐、太陽風の相関性を調査する価値は十分にありそうです。

 

地中の電磁波を追え!—地震予測に新たな可能性を拓く—
https://www.kyoto-su.ac.jp/project/st/st05_04.html

工学部 情報通信工学科 筒井 稔 教授
《地震、雷、火事、オヤジ》――日本には古くからこんな言い回しがあります。
人間にとって恐ろしいものをその度合いの強い順番に並べたものです。
4番目は現代では死語になりつつありますが、地震がトップに来るのは昔も今も変わりません。
地震をいかに予測するか、いやそこまでいかなくても、その原因となる地殻の変動や活断層のずれを正確にモニターすることができれば、世紀の大発明になることは間違いありません。 地中電磁波パルスの波源位置を特定することで、地殻変動をモニターするという、地震発生予測に向けて、全く新しい分野を切り拓こうとしている筒井稔先生に、学生とともに歩んだこれまでの道のりと、その夢についてお聞きしました。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
\  SNSでみんなに教えよう! /
\  情報速報ドットコムの最新記事が届きます! /
情報速報ドットコムの最新記事が届きます!