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2週間で緊急地震速報が9回!震度5が4回、震度6強の能登半島も余震 南海トラフ周囲で連発か 日本全土で地殻変動が活発化


今月に入ってから日本全土で地震活動が活発化しています。

この2週間で発表された緊急地震速報の数は9回に達しており、最大震度4以上の地震も11回となりました。
これは2011年の東日本大震災や2016年の熊本地震に迫るような水準で、それだけ日本全体の地殻変動が強まっている可能性が高いです。

特に石川県能登地方で5月5日に発生した震度6強の後から地震回数が飛躍的に増え、それから千葉県南部マグニチュード5.2(最大震度5強)や日高地方東部マグニチュード5.5(最大震度4)などの地震が全国的に観測されました。

一般的な地震学者や専門家は「震源が離れているから無関係だ」などと話していますが、かつての東日本大震災などでも見られたように、大型の地震が発生すると、それに連動して数百キロ離れた場所でも大きく揺れることは非常に多いです。
地震というのは無数のプレートや断層、それに地下のマントルの動きが複雑に絡み合って発生しているのだと思われ、大きな地震が何処かで発生すると連鎖しやすくなる可能性が高いのではないかと考えることが出来ます。

現に地震の連鎖反応が起きているわけで、数百キロ程度の距離は自然や地球にとって誤差程度の範囲で、ドミノ倒しのように次から次へと地殻変動を刺激し、地震を誘発するリスクがあるということです。

しばらくは地震の回数が高止まり状態になる可能性が高く、引き続き全国的に地震や噴火への備えを強化しておくと良いでしょう。

 

高感度地震観測網
https://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/?ft=1&LANG=ja


トカラ列島近海で震度5弱「火山性ではない」「今後も続くおそれ」 専門家
https://www.mbc.co.jp/news/article/2023051300064584.html

今回、トカラ列島近海で起きた最大震度5弱の地震について、鹿児島大学南西島孤地震火山観測所・八木原寛准教授は次のようにみています。

「特に火山性の地震活動を示すような波形は見えていない。断層のすべりで発生したと思っている。(トカラ列島近海では)4月1日から有感地震が起きていて、今後もこの活動が続くのではないか。落下しそうな物の点検・確認、がけ下の作業・滞在は、地震が来ることを頭に入れてほしい」

■鹿児島地方気象台「当分の間、同程度の地震に注意」
鹿児島地方気象台は午後6時半から会見を開いて、当分の間、最大震度5弱程度の地震に注意するよう呼び掛けました。「震源地によっては震度5弱以上の揺れもありうる」としています。

 

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