先月に震度6強の大地震を観測した石川県ですが、依然としてかなり多数の地震を観測しています。
防災科学技術研究所の高感度地震観測網によると、石川県能登半島で6月3日からの1週間で観測された地震の回数は100回を超える規模で、その多くが震度1以下の小規模な地震でした。
震度1以上の地震も多数観測されていますが、5月と比べて全体的に地震の強さは弱まっています。
しかしながら、依然として能登半島沖の地震活動が活発化していることに変化は無く、引き続きこの地域では余震への警戒が必要です。
また、東海地方の沖合でも今週にやや強い地震を観測しました。
震源地が陸から離れているため住民には影響が出ていませんが、東海地方の沖合は南海トラフ巨大地震の想定区域であり、こちらも地震が継続するのかどうか注意深く見守りたいところです。
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