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山本太郎は預言者?マイナンバーの情報漏えいやリスクを8年前から指摘!「詐欺的商法だ」「事実上の強制、義務化されるのでは」


れいわ新選組の山本太郎代表が過去の国会質疑でマイナンバーに関連した現在のトラブルを予言していたとして話題になっています。

注目を集めているのは2015年5月に内閣委員会で行われたマイナンバー改正案に関する山本氏の質疑応答です。

山本氏はマイナンバー制度について、「最初からこれ付番強制すると結構反発あるからやりにくいな、これ、マイナンバー通されへんかもしれぬなというのがちらちらと見え隠れすると思うんですよ。後々三年後の見直しがあるということですもんね」
「やってみて、ちょっとなかなか入らなかったら、これは強制になるおそれがあるんじゃないかなと思うんですよ。だって強制にしなきゃ意味ないですもんね、これ、みんなに入ってもらわなきゃ、このマイナンバーをやる意味ってないですもんね」
「そうでもない、どうなんだろうなと。これってちょっとだまし討ちというか、ちょっと詐欺的商法みたいな感じに何か思えるなという、三年後、何かそのときそのときに見直そうよとは言っているけれども、三年後やるのは恐らく強制だろうという話ですよね。非常に恐ろしいなと思うんです」

と述べ、この時の改正案に盛り込まれた3年後の見直しとの文言によって、将来的に事実上の強制や義務化となる可能性があると指摘していました。

現在は健康保険証との廃止統合が決まっていることから、山本氏の指摘は見事に的中してしまったと言えるでしょう。

さらに山本氏の質疑は続き、「セキュリティーに関しては、もう皆さんいろいろな御議論があると思いますけれども、世界では実際に成り済ましの被害などが多く報告されていると。そこに安全を担保するためには、必ずしも一つだけ、一つの共通番号という考え方じゃなくて、例えば金融機関のみとか医療機関のみとか、そういうそれぞれの分野別に専用番号を振っていく方が安全性も高まるんじゃないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか」とも発言し、セキュリティー面のトラブルが予想されるとして、医療保険や金融機関は分野別に専用番号で管理したほうがまだ安全だと強調していました。

このやり取りはマイナンバー騒動が表面化してから再び注目を集め、「昨今のマイナンバーをめぐる混乱のほとんど全てを予測し指摘している」「山本太郎さんは真剣に考えている」「あの時に政府が動いていれば」などと驚きや賛同の声が飛び交っています。

 

2015.5.28内閣委員会(マイナンバー改正案について)
https://www.taro-yamamoto.jp/national-diet/4621

○山本太郎君 これ、貯蓄口座とか既存口座へのひも付け、これ難しいんだよって。海外へ税逃れされた資産にも、これひも付けられないんだよって。資産状況を正しく把握して正当な税負担をお願いするという意味では、現在、マイナンバー、実現することは難しいんですね。そういうことがはっきりしたと思います。逆にしっかりとひも付けされるのは、資産の少ない者、収入の少ない者になっていくんじゃないかなと思うんです。
ひょっとしたらこれ、低収入世帯に対して、民主党時代の大綱にもあった給付付き税額控除、これやってくれるんじゃないですか。実施するためでしょうか。
○国務大臣(山口俊一君) これは、今御審議をいただいておりますこの改正法案、これにつきましては、いわゆる給付付き税額控除、この導入を念頭に置いた改正ではありません。

 

 

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