*NASA太陽観測
7月3日9時頃に太陽でXクラスの大規模な太陽フレアが発生しました。
NASA(アメリカ航空宇宙局)の観測情報によると、このX級の太陽フレアは先週から出現している大規模な3354黒点群で発生し、これから数日ほどの時間をかけて地球圏に接触する可能性があるとのことです。
Xフレアの発生場所から地球は直撃しないと予想されていますが、規模の大きな太陽フレアだけに、地球にも何らかの影響が出ることになるかもしれません。
大型の黒点群が出ている間は太陽フレアの発生頻度も高く、引き続き太陽活動には警戒が必要です。
NASA太陽風予測
https://iswa.gsfc.nasa.gov/IswaSystemWebApp/iSWACygnetStreamer?timestamp=2038-01-23+00%3A44%3A00&window=-1&cygnetId=261
2023/ 7/ 3 12:57 更新
X1.0の大規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な状態です。担当 篠原
今朝、3日9時(世界時3日0時)に、
太陽の北西の端近く(右上)の3354黒点群で、
X1.0の大規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA131の動画を掲載します。Xクラスのフレアの発生は、
世界時6月20日のX1.1以来で、およそ10日ぶりです。
3354群では、昨日の夕方にC6.5、C8.8と
大きめのCクラスフレアが発生していましたが、
そこから一気にXクラスの発生となりました。
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