日本の防衛システムに関わる重要な情報を中国軍が盗み出した可能性があるとアメリカのワシントン・ポスト紙が報道しました。
これは読売新聞が取り上げたもので、８月７日にワシントン・ポスト紙は中国軍のハッカーが防衛機密を扱う日本政府のコンピューターシステムに侵入していたと掲載。
米国家安全保障局（ＮＳＡ）が２０２０年秋に情報漏えいを確認し、日本政府にも不正アクセスがあったことを警告していたとのことです。
あまりにも重大な事態にポール・ナカソネＮＳＡ長官と、当時のマシュー・ポッティンジャー大統領副補佐官（国家安全保障担当）が急きょ来日したほどで、日本政府に強く対応を求めたとしています。
この中国軍のハッカーは日本政府の重要な機密情報にもアクセスしていた可能性があるとして、インタビューを受けた元米軍高官も「ハッカーの侵入は衝撃的なほどひどかった」などとコメント。
アメリカ側は日本に情報漏えい対策の強化を促したとしていますが、浜田防衛相は８日の記者会見で「サイバー攻撃で防衛省が保有する秘密情報が漏えいした事実は確認していない」と述べ、一連の報道が事実かどうかへの言及は避けていました。
仮にこの報道が事実だった場合、日本の防衛に関する重要な情報は中国軍に筒抜け状態になっていると言え、漏洩の発覚後も目立った対策をしないまま米国に任せていたということになりそうです。
中国軍ハッカーが日本の防衛システム侵入と米紙報道、浜田防衛相は「秘密漏えい確認していない」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230808-OYT1T50083/
【ワシントン＝田島大志】米紙ワシントン・ポストは７日、中国軍のハッカーが防衛機密を扱う日本政府のコンピューターシステムに侵入していたと報じた。米国家安全保障局（ＮＳＡ）が２０２０年秋に発見し、日本政府に不正アクセスの重大性を警告した。サイバー対策を強化しなければ、日米の情報共有に支障が出る可能性があるとも指摘した。
複数の元米政府高官の話として伝えた。発覚直後、事態を重くみたポール・ナカソネＮＳＡ長官と、当時のマシュー・ポッティンジャー大統領副補佐官（国家安全保障担当）が急きょ来日し、日本政府に対応を求めたという。当時の防衛相に警告し、首相にも報告された。
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もうとっくに始まっているってことだよな— hideaki 610 (@hideaki_610) August 8, 2023
米国からすれば、日本とは情報共有できないとなるかもしれないな。
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— 縦管 (@vertical_pipe) August 8, 2023
漏えいしていないでなく、確認していない、ということは漏えいしてるやろなあ…
中国軍ハッカーが日本の防衛システム侵入と米紙報道、浜田防衛相は「秘密漏えい確認していない」 : 読売新聞オンライン https://t.co/3BJV439slp
— ねこ (@gat3ta) August 8, 2023
突破されたことさえ気がついてないとしたら…
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