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福島原発の処理水放出、期間30年となる見通し!明日にも海洋放出開始 中国は日本大使に抗議 福島県知事「日本全体の問題だ」


*官邸
8月24日に海洋放出が予定されている東京電力福島第一原子力発電所の処理水(汚染水)ですが、海洋放出は30年間ほどの長期間を予定していることが分かりました。

岸田首相は23日に首相官邸で行われた関係閣僚会議にて、「たとえ今後、数十年の長期にわたろうとも、ALPS処理水の処分が完了するまで、政府として責任を持って取り組んでまいります」とコメントし、少なくとも10年単位の放出期間を予定していると言及。
読売新聞の記事にも「30年程度になる見通しだ」と書いてあり、今回の海洋放出は数日程度で終わるような問題ではないと強調されていました。

福島第一原子力発電所では2011年の事故からずっと溶けた原子炉を冷やすための冷却水を注水中で、その冷却水は汚染水タンクに貯蔵されています。
しかしながら、事故から10年以上の時間が経過したこともあって、汚染水タンクの量も限界となり、遂には東電と政府が海洋放出を決意。

汚染水タンク用の土地はまだ余剰があると見られていますが、それでもかなり強引な形で地元の反対を押し切って、海洋放出を決定することになりました。

中国などの国からも海洋放出に対して抗議表明があり、世界的にも福島第一原発の海洋放出は大きな注目を集めているところです。

 

処理水放出24日開始、期間30年の見通し…福島県知事「日本全体の問題だ」
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20230822-OYT1T50203/

岸田首相は22日、東京電力福島第一原子力発電所(福島県)の処理水を巡る関係閣僚会議で、海洋放出を24日に開始すると表明した。政府は今後、安全性の確保や風評被害対策を含む漁業者の支援に全力を挙げる考えだ。今回の放出によって、同原発の廃炉作業と福島の復興の加速を目指す。

東京電力福島第一原子力発電所の処理水の海洋放出について、関係閣僚会議で発言する岸田首相(右から2人目)。同3人目は西村経済産業相(22日、首相官邸で)=源幸正倫撮影
首相は首相官邸での関係閣僚会議で、「今後、数十年の長期にわたろうとも、処理水の処分が完了するまで政府として責任を持って取り組んでいく」と強調した。放出期間は30年程度に及ぶ見通しだ。首相は、風評被害対策について、「万全を期している」と述べた。

政府 漁業者理解へ対策 処理水放出で
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230823/k10014170861000.html

東京電力福島第一原発にたまる処理水は、早ければ24日から薄めた上で海への放出が始まります。政府は長期にわたる放出の間、責任を持って安全性の確保と風評対策を徹底することで、漁業者などの不安解消と理解促進につなげたい考えです。

中国外務省 日本大使呼び抗議 処理水放出の方針決定受け
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230823/k10014171011000.html

東京電力福島第一原子力発電所にたまる処理水を薄めて海に放出する計画をめぐる日本政府の方針決定を受け、中国外務省は22日、北京に駐在する垂秀夫大使を呼んで抗議しました。

 

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