*BBC
環境省は東京電力の福島第一原発で処理水の海洋放出を受けて複数の地点で検査を行い、全ての地点で放射性トリチウムの検出が基準値以下だったと発表しました。
環境省の検査結果によると、福島県沖の11地点で採取された海水から政府の基準値を超える放射性物質や汚染が確認された事例は1件も無く、1リットル当たり10ベクレルを下回ったとのことです。
政府もこの検査結果を安全の根拠として強く宣伝していますが、福島第一原発では今年5月に捕獲したクロソイから1万8000ベクレルの放射性セシウムを検出しています。
それ以外にも福島第一原発近海で基準値を越えた魚介類の捕獲報告があり、汚染された海水で活動を続けている生物は体内に汚染を溜め込んでしまうのではないかと見られているところです。
環境省の福島県沖 モニタリング
https://shorisui-monitoring.env.go.jp/map/02/
福島県沖のトリチウム“全地点で検出下限の濃度下回る”環境省
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230827/k10014175531000.html
東京電力福島第一原子力発電所にたまる処理水の海への放出を受けて、環境省は福島県沖の11の地点で海水を採取し、トリチウムの濃度を分析した結果、すべての地点で検出できる下限の濃度を下回ったと発表しました。
東京電力福島第一原発にたまる処理水の海への放出を受けて、環境省は放出開始翌日の25日、放水口の付近や遠いところでおよそ40キロメートルの地点など、福島県沖の合わせて11地点で海水の採取を行い、研究所でトリチウムなどの濃度について分析しました。
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