*包括的核実験禁止条約
ロシアが包括的核実験禁止条約(CTBT)の批准を撤回する方向で検討していることが分かりました。
時事通信社の記事によると、ロシアの包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)準備委員会のウリヤノフ特使が明らかにしたもので、ウリヤノフ氏は「核実験再開の意図を意味しない」「CTBT未批准の米国と対等な立場になることが目的だ」とコメント。
あくまでも条約を批准していないアメリカと対等な立場になることが目的だとして、核実験再開は予定していないと強調していました。
先日にもロシアのプーチン大統領が「理論的に批准の撤回は可能だ」とコメントしたばかりで、ロシアが国際条約から脱退する気配を強めています。
ウクライナ戦争をキッカケにして世界的に緊張状態が高まっており、このまま世界情勢が第二次世界大戦時代まで逆戻りしてしまうのではないかと懸念する声も多いです。
【ワシントン時事】ロシアの包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)準備委員会のウリヤノフ特使は6日、X(旧ツイッター)への投稿で、包括的核実験禁止条約(CTBT)の批准を撤回する計画だと表明した。ウクライナ侵攻が難航する中、核兵器による威嚇を強める狙いがあるとみられる。世界最大の核保有国ロシアが批准を撤回すれば、国際的な核軍縮機運が一段と停滞しそうだ。
包括的核実験禁止条約機関(CTBTO)のロシア特使であるミハイル・ウリヤノフ氏は、ロシアは同条約から脱退すると述べた。@daitojimari https://t.co/tu1RVLlL3G
— Nなし🇯🇵(新アカ) (@nnasi_astrology) October 7, 2023
プーチン氏は、ロシア国内で核実験の再開を求める声があるとし、ロシアが批准し、米国は批准していない包括的核実験禁止条約(CTBT)の「批准撤回は可能だ」と語った。
原子力ミサイル実験成功 プーチン大統領、米国けん制 | 2023/10/6 – 共同通信 https://t.co/n7zCp7WRUI
— 共同通信広島支局/ Kyodo News Hiroshima (@kyodo86) October 6, 2023
包括的核実験禁止条約とは?
包括的核実験禁止条約は1996年に採択され、署名のために開放された。 条約はいかなる場所、いかなる人によっても、いかなる時においてもすべての核爆発を禁止している。 条約の発効に批准が必要な核技術保有44カ国のうち、8カ国がまだ批准していない。 pic.twitter.com/PwfClpmN2Q— 鈴音 (自由の義勇軍戦士)ロックが死ぬほど好きです! (@Suzune_Rinne_Pi) October 5, 2023
いいね!しよう