*国連wiki
10月25日に国連安全保障理事会が行われ、アメリカとロシアが提出した中東・パレスチナのガザ地区を巡る戦闘の一時停戦を求める停戦案が否決となりました。
この決議案ではガザ地区の環境が悪化しているとして人道支援を行うために一時停戦を双方に要求するとしていましたが、中国やロシアが決議案に書いてあった文言について、「イスラエルの自衛権を認めれば戦闘の激化は止まらない」と反発。
イスラエルの自衛権を巡ってアメリカ側と中露の意見が対立し、ロシアや中国が拒否権を行使したことで否決されました。
ロシア側も同じく停戦を求める決議案を出していましたが、こちらはハマスを肯定する内容だとしてまた否決。
双方の決議案が否決されたことで安保理は一致した行動が取れず、国連としてのアクションは全て手詰まり状態になったと報じられています。
国連安保理、ガザ情勢巡る米ロの決議案が共に否決
https://www.cnn.co.jp/world/35210747.html
(CNN) 国連安全保障理事会は25日、パレスチナ自治区ガザ地区での武力衝突を巡って米国とロシアが提出した決議案を両方とも否決した。
米国の決議案に対してはロシアと中国が拒否権を行使した。一方でロシアの提出した決議案も採択に必要な9票を獲得するには至らなかった。
米国の決議案は賛成10票、反対3票、棄権2票という結果だった。
米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は、拒否権の発動に対する「深い落胆」を表明した。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
いいね!しよう