*北陸電力
北陸電力が志賀原子力発電所に関する最新の状況報告を発表し、変圧器から漏れた油の量について、これまでの5倍の数字だったと訂正しました。
北陸電力の発表だと、当初は3500リットルとされていた2号機の変圧器から漏れた油の量ですが、実際には5倍に匹敵する1万9800リットルだったことが判明。
数字が大きく変わった理由に関しては、「推計に誤りがあった」として、変圧器から漏れた油は5日正午ごろまでにほとんどを回収したと説明しています。
ただ、依然として志賀原発は不具合が多く、どのように復旧させるかはこれから具体的に検討するとして、今も復旧のめどは立っていません。
他にも原発の敷地内で多数のヒビ割れや最大35センチの段差、地盤沈下も発生していたと報告し、予想以上に志賀原発の被害が大きかった実態が浮かび上がってきています。
志賀原発 外部電源一部トラブル 漏出の油量は当初発表の5倍超
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240106/k10014311011000.html
北陸電力は、石川県志賀町にある志賀原子力発電所について、地震によって設備が損傷し外部から電気を受ける系統が一部使えなくなっているトラブルについて、依然、復旧の見通しは立っていないと説明しました。敷地内で地盤が沈下するなど新たな被害も見つかったものの、いずれも安全上の影響はないとしています。
志賀原発では今月1日の地震により、1号機と2号機で外部から電気を受けるために使われている変圧器2台の配管が壊れて、絶縁や冷却のための油が漏れ出し、一部の系統が使えなくなっています。
あれ?
志賀原発1号機でも変圧器から油漏洩して、
外部電源275kVから66kVに切り替えている。https://t.co/AoPXaRlDQj1月1日の規制庁との発表と違ってきている。 https://t.co/43lskG8zPi pic.twitter.com/KJowCPaPMA
— まさのあつこ (@masanoatsuko) January 4, 2024
北陸電がまた訂正 志賀原発の変圧器漏れの油は5倍超の2万リットル https://t.co/rLQ1WI19kf
能登半島地震をめぐり、北陸電力は5日、志賀原発(石川県)の2号機で外部電源を受けるために必要な変圧器から漏れた油の量について、当初発表の5倍超にあたる約1万9800リットルと訂正した。
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) January 5, 2024
志賀原発大丈夫?
こんな断層だらけの所に原発建ててクレージーだよ https://t.co/SGnOFdWwt2 pic.twitter.com/EjsY8gD6Ck— rima (@rima_risamama) January 1, 2024
「志賀町の揺れの最大加速度が2826ガルを記録し、2011年の東日本大震災で震度7だった宮城県栗原市の2934ガルに匹敵」
志賀原発の耐震設計は1000ガルでした。https://t.co/ovtjA4SCuU
— 津田大介 (@tsuda) January 4, 2024
志賀原発は、1999年に臨界事故を起こして公表が2007年になった事実があります。
日誌を改ざんし、国に報告せず2007年になりこの事故の存在が明るみに出ました。隠蔽です。
2023.11 経団連会長は、志賀原発を視察し「早期の再稼働を期待したい」と述べています。
再稼働してなくて本当に良かったです。 pic.twitter.com/ZNGDPniECh— ななち (@1BEMDgKcP230024) January 2, 2024
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志賀原発の15カ所で放射線量が測定不能に!モニタリングポスト損傷か 「問題はない」から一変 原子力規制委員会
https://johosokuhou.com/2024/01/05/71635/
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