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桜島で大規模噴火の可能性、緊急時に警戒範囲を島外にも拡大へ!昨日も2900メートル級の爆発 噴煙を各地で観測


*気象庁
気象庁は鹿児島県の桜島について、大規模な噴火の可能性が高まっているとして、将来的に桜島の噴火警戒レベルを最高の「5」に引き上げた場合、警戒範囲を今よりも更に広げる方針を決定しました。

NHKの記事によると、これまでは大規模な噴火の警戒範囲が桜島の全島に限定されていましたが、過去の大正噴火クラスなどで島の外まで噴石が飛んだ事例があり、このような大規模な噴火が発生した時には島外にあたる垂水市も警戒範囲に入れるとのことです。
大量の火山灰や噴石の影響も想定し、警戒範囲の外側にある垂水市内の国道2か所でも通行規制を実施する予定で、今月中にも新しい警戒範囲で運用を開始するとしています。

桜島の火山活動は活発な状態が継続中で、2024年3月15日にも4時50分ごろに桜島(南岳山頂火口)でやや規模の大きな噴火を観測しました。
噴煙は火口縁上2900mまで上がり、鹿児島市などで降灰が報告されています。
100年単位で桜島の大規模な噴火が起きていることから、時期的にもそろそろ桜島で大規模な噴火が発生するのではないかと予想されているところです。

 

桜島 大規模噴火可能性での警戒範囲 島外に拡大へ 鹿児島
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240315/k10014392661000.html

鹿児島県の桜島で大規模噴火の可能性が高まったとして気象庁の噴火警戒レベルが「5」などに引き上げられた際の警戒範囲が今よりも広がり、新たに「島外」にあたる垂水市の一部も含まれることになりました。
桜島の噴火警戒レベルは現在は「入山規制」を示すレベル「3」が発表されていて、気象庁はこれより上で避難などが必要になるレベル「4」と「5」に引き上げる基準として、規模の異なる2つの噴火を想定しています。

 

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