*NASA
非常に強い太陽フレアが再び発生しました。
NASA(アメリカ航空宇宙局)の観測情報によると、3月29日5時32分頃(世界時28日20時半)に太陽の南西にある巨大黒点「3615黒点群」でX1.1クラスの大型太陽フレアが発生し、早ければ数日後にも地球と接触する恐れがあるとのことです。
X級の太陽フレアは先週23日に発生したばかりですが、わずか1週間の間に2度も発生。
今回のX級の太陽フレアの直前にはMクラスのM7.1とM6.1の中規模な太陽フレアが観測されており、こちらもX級と合わせて地球と接触する可能性があります。
この前のX級の太陽フレアで過去10年間の観測値の最大変動を捉えていますが、それに匹敵するレベルの太陽フレアとなる恐れがあるため、引き続き太陽フレアの観測情報に注意してください。
*猛烈な磁気嵐が長期化することで通信障害や電子機器障害、地震や噴火がしばらく増加することになると予想されます。
NASA太陽フレア予測
https://www.swpc.noaa.gov/products/wsa-enlil-solar-wind-prediction
気象庁 地磁気観測所
https://www.kakioka-jma.go.jp/
2024/ 3/29 13:30 更新
太陽風はやや低速です。X1.1の大規模フレアが発生しました。担当 篠原
太陽風は、速度が450km/秒から380km/秒へ下がり、
やや低速になっています。
磁場強度は、2nT前後で推移する様になり、
弱い状態です。AE指数は小規模の変化が時々発生していますが、
全体としては穏やかな状態です。この後、太陽風の速度が更に下がって低速になると、
磁気圏はより穏やかになるでしょう。
関連過去記事
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
いいね!しよう