*BBC
4月7日でイスラエルとパレスチナ自治区ガザの武装組織ハマスとの全面戦闘が始まってから半年となりました。
イスラエル軍はこの半年間でガザ地区の北部から地上侵攻を開始し、現在は南部地区での軍事作戦を本格化。
半年に及ぶ激しい空爆と砲撃によってガザ地区の建物は5割以上が損壊したと見られ、これまでの死者数は3万3000人を超えました。
人口の75%が避難民となり、その内の半数が飢餓状態になっていると伝えられています。
ガザ地区の総人口が200万人程度と推計されていることから、世界的に見ても類がないほどの深刻な状態だと言えるでしょう。
世界各地からガザ地区を支援するための物資が送られていますが、その多くはイスラエル側の妨害と激しい戦闘の影響でストップ。
ガザ地区の国境沿いには大量の支援車両が並び、ガザ地区に入った支援部隊も空爆や戦闘に巻き込まれる事例が多発しています。
国連は即時停戦要求とイスラエルへの武器売却停止を決定するも、イスラエルが停戦に応じる気配はありません。
一連の激しい戦闘によって武装組織ハマスは1万人以上の兵士を失ったと分析され、ガザ地区北部における支配権をほぼ失っています。
ただ、ハマスの指導者らは国外に避難しており、カタールなど離れた国から部隊の作戦指揮を行っていることから、イスラエルの目的だったハマスの殲滅は達成することが出来ないのではないかと言われているところです。
ガザ戦闘半年、死者3万3000人超…人口の75%が避難民・半数が「壊滅的飢餓」
https://www.yomiuri.co.jp/world/20240406-OYT1T50080/#r2
【エルサレム=福島利之、笹子美奈子】イスラエルとイスラム主義組織ハマスの戦闘が始まってから7日で半年となる。イスラエル軍はパレスチナ自治区ガザ全域の空爆や南部への地上侵攻を展開し、ガザの犠牲者は3万3000人を超えた。
イスラエルとハマス 戦闘開始から半年 犠牲者は3万3000人超に
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240407/k10014414531000.html
イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が始まってから7日で半年となりイスラエル軍の攻撃が続くガザ地区での死者は3万3000人を超え、人道状況も深刻化しています。
戦闘休止に向けた交渉をめぐり双方の立場の隔たりは依然として大きく、国際社会が働きかけを強め合意の糸口を見いだせるかが焦点です。
ガザ戦闘半年、死者3万3000人超…人口の75%が避難民・半数が「壊滅的飢餓」https://t.co/rUDURUwSD7#国際
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) April 6, 2024
ガザ紛争半年 地区の67人に1人が死亡 子供、女性が7割https://t.co/6Gj53F3vhe
ガザの保健当局によると、ガザ地区では今回の戦闘でこれまでに3万3091人が死亡しました。イスラエル軍は「ガザで民間人は狙っていない」と説明しますが、死者の7割は子供と女性だと推計されています。
— 毎日新聞 (@mainichi) April 6, 2024
ガザ紛争半年 建物全体の5割以上が損壊か 「ドミサイド」非難もhttps://t.co/nJEpytT7k1
紛争で意図的に住宅を破壊する行為は「ドミサイド」とも呼ばれ、復興の大きな妨げとなります。
— 毎日新聞 (@mainichi) April 6, 2024
「すべてが限界超え」 ガザ南部ラファ、150万人市民に迫る「飢餓」https://t.co/7zf5wKEQxU
7日で半年になるハマス戦闘。食料不足も深刻で、激戦地となったガザ北部で5月末までに、南部など他の地域でも7月までに飢饉となる可能性があるといいます。
食料はなぜ市民の手に届かないのでしょうか。
— 毎日新聞 (@mainichi) April 7, 2024
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