*BBC
10月1日にイスラエル軍が中東レバノン南部で地上侵攻を開始しました。
イスラエル側はあくまでも限定的な地上作戦だとして、レバノン全土を制圧するわけではないと強調。
すでにレバノン南部の国境を超えてイスラエル軍の戦車部隊などが侵入している状況で、多数のヘリコプター部隊やドローン部隊もレバノン南部への攻撃を強めていると報じられています。
イスラエルはレバノン南部の武装組織から攻撃を受けたとして、軍事拠点の制圧を目標に掲げて作戦を開始しました。
特にレバノンで活動をしているイラン系の武装組織「ヒズボラ」を名指しで批判し、ヒズボラの排除まで攻撃を続けるとしています。
また、合わせてレバノンの首都ベイルートにも大規模な空爆を行っており、少なくとも95人が死亡、172人が負傷したとのことです。
10万人以上の住民が出国している状況で、レバノンとイスラエルが戦争状態になったことで中東全体に混乱が波及する恐れもあるかもしれません。
イスラエル軍、レバノン地上侵攻を開始
https://www.cnn.co.jp/world/35224436.html
(CNN) イスラエル軍は現地時間の10月1日未明、レバノン南部で「限定的な地上作戦」を開始したと発表した。
国境付近にいるCNN取材班の拠点からも砲撃音が聞こえ、ドローン(無人機)やヘリコプターの飛行する音が空をつんざいた。村落の方向からは爆発音が何度も聞こえ、立ち上る煙や閃光(せんこう)が見えている。
イスラエル軍はヘブライ語の声明の中で、「数時間前にレバノン南部でテロリストおよびテロ組織ヒズボラのインフラを標的として、標的を絞った限定的な地上作戦を開始した」と発表。標的とする国境付近の複数の村落を「国境地帯のイスラエル人入植地を脅かす差し迫った現実的な脅威」と位置付けた。
レバノンを拠点とするイスラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘を巡り、イスラエル軍が1日、レバノン南部への地上侵攻に踏み切った。レバノン国内では侵攻前から緊張が高まっていたが、混乱が広がる可能性がある。
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