10月9日に政府は臨時閣議を開いて、衆議院の解散を正式決定しました。
合わせて国会では午後1時から石破総理大臣と野党党首による党首討論が行われ、立憲民主党の野田代表が追及を強めています。
野田代表は裏金問題で国会の証人喚問を行うように要請しましたが、それに対して石破首相は能登半島地震の復興対応などの話を持ち出した上で、補正予算の審議に2ヶ月程度の時間が必要になると強調。
現時点で時間の関係から国会審議や会期延長は難しいとするも、野田代表は「正式な予算決定をしないまま能登半島地震に予備費を6回も使っているのはおかしい」と反論し、補正予算の審議を行うように求めていました。
党首討論の前に野党各党は被災地支援のため、補正予算案を編成して速やかに成立させる必要があるなどとして、いまの国会の会期を延長するよう衆議院議長に申し入れましたが、自民公明両党の反対多数で否決されています。
これを受けて立憲民主党など野党4党は「国会審議よりも党利党略を優先させている」と反発し、石破内閣に対する不信任決議案を衆議院に提出する方針を確認したとのことです。
午後の国会で内閣不信任決議の採決が行われ、その否決後に衆議院の正式解散が決定される見通しとなっています。
【速報中】衆議院解散を閣議決定 党首討論始まる
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241009/k10014604921000.html
政府は臨時閣議を開き、衆議院を解散することを決定しました。国会では、午後1時から石破総理大臣と野党党首による党首討論が行われたあと、衆議院本会議で解散詔書が読み上げられて衆議院が解散される運びで、各党は事実上の選挙戦に入ります。
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