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福島県で発生した除染土、再利用に向けて政府が説明!「公共工事や農地で再生利用する」


政府は今年から福島県飯舘村で「除染土」を農地に再生利用する実証事業を行う予定で、その後に全国各地の公共事業でも再利用を加速させるとしています。
そのため、政府は再生利用の際の注意事項などを盛り込んだ手引きの案をまとめ、先月末に都内で開かれた検討会で示しました。

具体的な数字として、環境省は「土を園芸作物などの農地の造成に再生利用する場合、土の放射性物質の濃度は1キロ当たり5000ベクレル以下」と説明。
仮に多少の汚染があった場合でも、その上に汚染されていない土を50センチ以上かぶせれば、住民の被ばく線量を政府の長期的な目標である年間1ミリシーベルト以下におさえられると政府はコメントしています。

除染土は道路や防潮堤の盛り土などとして県内外の公共工事で再生利用される可能性が高く、このまま政府主導で放射能に汚染された土の再利用が促進されそうです。

 

福島県内の除染で出た土の再生利用に向け手引き案
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180329/k10011384281000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_020

福島県内の除染で出た土の再生利用に向けて、環境省は、住民などへの情報公開や、土の流出を想定した事前の対応などを盛り込んだ手引きの案をまとめました。

福島県内の除染で出た土について、環境省は、最終処分する量を減らすため、放射性物質の濃度が一定の基準を下回ったものは、道路や防潮堤の盛り土などとして県内外の公共工事で再生利用する方針です。

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