財務省が軽い風邪を対象にして、患者の自己負担増加を検討していることが分かりました。報道記事によると、11日に財務省は医療費や介護費の膨張を抑える制度の見直し案を発表し、その中に患者が病院の窓口で支払う料金を割合をアップさせるような内容があったとのことです。
具体的には軽いかぜなど少額の外来受診が負担増の対象となり、診察料に上乗せする形が検討されています。
また、介護の分野でも、掃除や調理などの身の回りの世話をする生活援助のサービスについて、ホームヘルパーの代わりに地域の住民やボランティアを活用できるようにして費用を抑えることを提案しました。
介護費用や医療費を抑えることで社会保障費を引き下げる狙いがあると見られていますが、同時に国民や低所得者層の負担が増大するような案になっていると言えるでしょう。
軽い風邪がキッカケで診察を受けてみた患者から重い病気の兆候が発見される事例もあるわけで、安易な自己負担増大は重病人を増やすことになるかもしれません。
介護分野のボランティアは論外で、大多数の国民から「介護サービスの充実や支援策を打ち出せ」と不満が相次いでいました。
軽いかぜは患者の自己負担上乗せ 医療費など抑制へ提案
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180411/k10011399291000.html
先進国で最悪の水準の日本の財政を立て直すため、財務省は、医療費や介護費の膨張を抑える制度の見直し案をまとめました。軽いかぜなどで診察を受ける場合は、患者の自己負担を上乗せするよう提案しています。
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