働き方改革関連法案に含まれている高度プロフェッショナル制度を巡って、国会の議論が過熱しています。
5月16日の衆院厚生労働委員会で国民民主党の山井和則議員が「残業に相当する時間が月二百時間を超えたら違法か、合法か」と質問したところ、加藤勝信厚労相は「直ちに違法ということではない」とコメント。
更には過労死が発生した場合の行政指導に関しても、「労働時間の上限がないので指導が出来ない」などと言及していました。
高度プロフェッショナル制度が適応された場合、実際に働いた時間が記録されなくなり、労災認定が難しくなる可能性も浮上しています。一度でも高プロ適用に本人が同意した後に、高度プロを撤回する規定も無いです。
事実上の無制限労働が可能になると言え、働き方改革関連法案が可決されると労働者にとっては厳しい環境になるかもしれません。
「残業代ゼロ」問題点次々 月２００時間も厚労相「合法」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201805/CK2018051902000140.html
国民民主党の山井和則氏は十六日の衆院厚生労働委員会で、高プロが適用された人が法定労働時間（一日八時間）以外に月二百時間働いた場合、法律に反するかどうかをただした。加藤勝信厚労相は「直ちに違法ということではない」と説明、高プロでは残業に相当する時間が二百時間を超えても合法だと認めた。
おいおいおいおいおいおい！！#高度プロフェッショナル制度
山井議員「残業に相当する時間が月二百時間を超えたら違法か、合法か」
加藤勝信厚労相「直ちに違法ということではない」https://t.co/3nFqWxJddT— AEQUITAS /エキタス (@aequitas1500) 2018年5月19日
政権を支持する皆さんは本当にこれでいいんですね？https://t.co/hwgO3hfAAS
— 町山智浩 (@TomoMachi) 2018年5月20日
この記事を読んで「こんな風に働きたい」と思える人はいますか？ここで成立を許したが最後、気付けば派遣法のように苗木は大樹に育ってしまいます。声を上げて潰すべきは今です。
東京新聞:「残業代ゼロ」問題点次々 月２００時間も厚労相「合法」:政治(TOKYO Web) https://t.co/EN5fgBj8oa
— 異邦人 (@Beriozka1917) 2018年5月19日
こんな悪法、初めて見た。
これにNOを言えない連合は、もはや労働者の味方ではない。
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— 中年係長 (@grom_raider) 2018年5月19日
こんなのダメだろ。
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— rai-chan (@rai_chee) 2018年5月19日
ここまで国民の命を軽んじる法案が提出されたこと自体が異常。国民の命を使い捨てにすることが、安倍政権を支持する保守派や右翼の哲学なのだろうか。
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— Critical-dialogue 07 (@critical_dialog) 2018年5月19日
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「月200時間も『合法』」、これだけでもアウト。
「過労死した場合、長時間労働を指導できるのか」との野党の指摘に対して「労働時間の上限がないので指導できない」と政府答弁。
高プロ制度は、働く者殺し制度！ pic.twitter.com/3b9QBlNw9d— tama nekono (@tomcat2013) 2018年5月19日
東京新聞:「残業代ゼロ」問題点次々 月２００時間も厚労相「合法」https://t.co/QkJ6FLoU79
表にもまとめられているが、対象業務や業務遂行・勤務時間の裁量というような非常に重要な部分が省令に白紙委任という点も極めて問題で、欠陥法案というほかない。
— 塩見卓也 (@roubenshiomi) 2018年5月19日
労働時間に上限(といっても月100時間まで合法だが)を設けると同時にそれを無力化する制度も盛り込むとは、普通選挙法と治安維持法が同時に成立するぐらい手際がいいですね
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— 古川 (@furukawa1917) 2018年5月19日
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