7月10日の衆議院本会議で、災害対策の強化や被災者への支援を要請する決議を全会一致で採択しました。
決議では被災者の安否確認と人命救助に全力を傾注することや、早期に激甚災害の指定を行うこと、水道や電気などのライフライン回復などを速やかに行うことを要請しています。
既にこの決議の前から野党各党が政府与党に対して災害対策を最優先するように要請しており、立憲民主党の枝野幸男代表からは「政治休戦」の提案も出ていました。
枝野氏は今回の豪雨被害について、「国会も含めて、相当深刻な受け止めをしながら対応しなければならない状況だ」と述べ、国会で与野党が争っている状態ではないと強調しています。
衆院本会議 災害対応求める決議 全会一致で採択
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180710/k10011526501000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_002
記録的な豪雨による甚大な被害を受け、衆議院は10日の本会議で、政府に対し、速やかに被災状況を把握し、早期の激甚災害の指定や、生活基盤の早急な回復に取り組むことなどを求める決議を全会一致で採択しました。
立民・枝野代表、「政治休戦」含め対応検討を指示
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20180709-00000138-jnn-pol
立憲民主党の枝野代表は、今回の豪雨被害を受け、政府が全力で災害対応に取り組めるように法案審議をめぐる与野党の衝突を回避するため、「政治休戦」を含め対応を検討するよう党内に指示しました。
野党がそろって、安倍総理に、豪雨災害についての緊急の申し入れ。 pic.twitter.com/2FcLZuZudt
— 宮本徹 (@miyamototooru) 2018年7月9日
このたびの平成30年7月豪雨災害による被害は誠に甚大で、国が一丸となって早期復旧に取り組んでいくことが当然。本日、立憲民主党、国民民主党、日本共産党、無所属の会、社民党、自由党は、政府に対し、災害対応を最優先に取り組むべきこと、関係大臣は対応に専念すべきことを正式に申し入れました。 pic.twitter.com/wwQrQDRZYi
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) 2018年7月9日
立憲民主、国民民主、無所属の会、共産、自由、社民の野党5党1会派の代表らは9日夕、首相官邸を訪れ、「平成30年7月豪雨」災害について、行政府・立法府が一体となり災害対応に取り組むよう安倍総理に緊急の申し入れを行ないました。https://t.co/z1nKIJHTaM
— 立憲民主党 (@CDP2017) 2018年7月9日
まもなく参議院内閣委員会が開かれる。
野党は災害対応を最優先すべき国土交通大臣が、カジノ担当大臣であり、また内閣委員長も被災自治体選出の議員であることから、カジノ実施法案の審議に強く反対。
しかし、最後は委員長職権で開催が決まった。— 参議院議員森ゆうこ (@moriyukogiin) 2018年7月10日
「平成30年7月豪雨」災害についての緊急申し入れ
2018/07/09
伊達忠一参議院議長へ申し入れ
(参議院議長応接室にて)
Staff pic.twitter.com/A7RIeYmG6Q— 参議院議員森ゆうこ (@moriyukogiin) 2018年7月9日
<東日本大震災のとき>
・民主党「災害対策に与野党はないのでよろしく」
・他の野党「そのとおりだ、協力する」
・自民党「協力せず。震災を民主党批判に利用」<西日本大豪雨>
・全野党「災害対策本部設置」
・自民党「飲み会&総裁選活動」— Dr.ナイフ (@knife9000) 2018年7月8日
国土交通大臣はじめ政府は災害対応に集中するべきだ、という野党の声を押しのけてカジノ法案審議が行われています。カジノを所管する石井国交大臣も委員会に出席してますが、先ほど広島では榎川が氾濫し被害がさらに拡大中。河川の整備や管理は国交省の所管。災害よりもカジノを取る公明党すごい pic.twitter.com/wzvpP3YIn4
— HOM55 (@HON5437) 2018年7月10日
本日15時から野党幹事長会談を開催し、政府はこの災害対応を最優先に取り組むべきであり、総理をはじめ、防災担当大臣、国土交通大臣など関係大臣は災害対応に全力で取り組むよう求める緊急申し入れを決定。
16時45分から、枝野代表を筆頭に野党各党代表・党首が菅官房長官へ申し入れを行いました。— 福山哲郎 (@fuku_tetsu) 2018年7月9日
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