来月の自民党総裁選を巡って、竹下派が分裂状態になっています。
8月8日に竹下派のトップ・竹下総務会長は安倍首相を支持している衆議院側と、石破茂氏を支持している参議院側で意見が大きく割れているとして、今回の総裁選は自主投票にすると通達しました。
これはNHKが報道した情報で、竹下派の分裂がほぼ確定的になったと言えるでしょう。
週刊文春は今回の竹下派の動きについて、「首相側近は慌てて事実関係を確認。間違いないと分かると、すぐに参院竹下派のある幹部に連絡し、来夏の参院選での刺客擁立を仄めかす一幕もあった」などと取り上げており、首相官邸から強い圧力があったと報じています。
「石破氏を応援した派閥の人事は干す」というような話も聞こえ、今回の総裁選を通して自民党内部の権力争いと対立が浮き彫りになってきました。
自民党総裁選 竹下派 自主投票の方針決定へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180808/k10011569331000.html?utm_int=all_side_ranking-social_001
来月の自民党総裁選挙への対応をめぐり、竹下派を率いる竹下総務会長は、安倍総理大臣支持が大勢の衆議院側と、石破元幹事長を支持する参議院側で意見の隔たりが大きいことから、自主投票とする方針を派閥の幹部に伝えました。
ドンの指示は「石破をやれ」 竹下派が石破茂支持に動いた真の狙いとは?
http://bunshun.jp/articles/-/8419
竹下氏の異母兄・竹下登元首相の秘書を務め、その手練手管をみてきた青木氏は、さらに動いた。山崎拓元自民党副総裁に指示を明かしたのだ。「口の軽いヤマタクさんなら、絶対に記者に漏らすと思ったのでしょう」(政治部記者)
目論み通り、「竹下派は石破」だと急速に広まり、首相側近は慌てて事実関係を確認。間違いないと分かると、すぐに参院竹下派のある幹部に連絡し、来夏の参院選での刺客擁立を仄めかす一幕もあった。
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