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福島原発の浄化汚染水、8割で基準値超えを東電が謝罪!「社会と認識にずれがあった」


今まで「浄化された」と宣伝されていた福島第一原発の汚染水が、実際には8割以上も基準値を超える汚染となっていた問題で、東京電力が正式に謝罪のコメントを発表しました。

東京電力廃炉推進室の松本純一室長は今回の汚染水問題について、「東京電力としてはトリチウムが最大の問題であり、社会と問題意識にずれがあった」と述べ、住民との認識に大きな差があったとして謝罪。
放射性物質のデータ集積や調査を再びやり直すとして、これからも丁寧な説明を継続するとしています。

この問題は東京電力と政府が汚染水タンクの容量が満杯になったとして、海への放出を検討したことから発覚し、地元住民らが指摘するまではトリチウム以外の汚染はほぼ無視されていました。
東電は「トリチウム以外の放射性物質はほぼ除去出来ている」として汚染水の海洋放出を検討していましたが、今年の再調査で貯蔵されている浄化汚染水のおよそ84%で環境に放出する際の基準を超えていると判明。

住民からの批判が殺到したことを受けて、今回の謝罪となりました。基準値を超えている放射性物質の中には数万倍というような数字になっている核種もあり、福島県民以外からも不満の声が相次いでいます。

東電が発表した浄化汚染水の資料 多核種除去設備等処理水の性状について

 

東電が陳謝 福島第一原発汚染水 8割以上で基準超の放射性物質
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181001/k10011653841000.html?utm_int=all_side_ranking-social_002

福島第一原子力発電所にたまり続けている放射性物質を含む水について東京電力は、トリチウム以外の放射性物質が全体の8割以上で環境中に放出する際の濃度の基準を上回っていたという推定結果を国の有識者会議に初めて報告しました。東京電力は、これまでの説明が不十分だったと陳謝し、社会と問題意識に「ずれ」があったと説明しました。

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