12月20日にアメリカのトランプ大統領が、マティス国防長官を来年2月末に辞任させると言及しました。マティス国防長官は「狂犬」の異名を持っているアメリカ海兵隊の元大将で、トランプ政権の重鎮として活躍。国際協調路線を重視して、アメリカ軍の方針を次々に打ち出していました。
ただ、トランプ大統領とシリア問題などの対応で意見が割れていたという話があり、先日に決定されたアメリカ軍のシリア撤退が辞任の背中を後押ししたと見られています。アメリカ軍の路線を決めていたマティス国防長官の辞任が決まったことで、色々と荒れることになるかもしれません。
アメリカのトランプ政権は、中東のシリアで過激派組織IS=イスラミックステートを打倒したと宣言し、アメリカ軍の撤退を開始したことを明らかにしました。しかし、アメリカの存在感がさらに低下すれば、ISが勢いを取り戻したり、イランやロシアが影響力を増したりするなどして混乱の拡大につながるという懸念が広がっています。
General Jim Mattis will be retiring, with distinction, at the end of February, after having served my Administration as Secretary of Defense for the past two years. During Jim’s tenure, tremendous progress has been made, especially with respect to the purchase of new fighting….
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2018年12月20日
After historic victories against ISIS, it’s time to bring our great young people home! pic.twitter.com/xoNjFzQFTp
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2018年12月19日
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