鳩山由紀夫元首相の発言が物議を醸しています。注目を浴びているのは2月21日夜に鳩山氏がツイッターに投稿したコメント内容です。
鳩山氏は先日の北海道地震について、「先ほど北海道厚真町の地震は苫小牧での炭酸ガスの地中貯留実験CCSによるものではないかと書いたばかりの本日、再び厚真町を震源とする震度6の地震が起きてしまった。被災された方々にお見舞いを申し上げると同時に、本来地震に殆ど見舞われなかった地域だけに、CCSによる人災と呼ばざるを得ない」と述べ、高圧でCO2を地下に貯蔵するCCS(二酸化炭素の貯留)が地震の原因になっているのではと指摘。
今回の地震は人災である可能性が高いとして、CSSを強く批判していました。これに対して北海道警察は鳩山氏の発言を地震に便乗したデマ情報と判断し、根拠のないデマに注意を呼び掛けています。
その後の投稿で鳩山氏は道警の判断を批判していますが、現時点でCSSが地震の直接的な原因になったのかは分かっていません。
21日夜に北海道で最大震度6弱を観測した地震を巡り、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を通じ「5、6時間後に本震が来る」「中国の地震兵器の実験が原因」などと根拠のないデマが流れたとして、道警が警戒を呼びかけている。道警がデマ情報と認定した中には、鳩山由紀夫元首相のツイッターに投稿された内容も含まれていた。
先日昨年の北海道厚真町地震が高圧でCO2を地下に貯蔵するCCSにより人工的に引き起こされたのではないかと書いた。実際、北大の研究者が5年前にその可能性があるとする論文を発表していた。日本では地震の影響を考慮するとCCSは非現実とも述べている。政府は決して認めないだろうがCCSは再考すべきだ。
— 鳩山由紀夫 (@hatoyamayukio) 2019年2月21日
先ほど北海道厚真町の地震は苫小牧での炭酸ガスの地中貯留実験CCSによるものではないかと書いたばかりの本日、再び厚真町を震源とする震度6の地震が起きてしまった。被災された方々にお見舞いを申し上げると同時に、本来地震に殆ど見舞われなかった地域だけに、CCSによる人災と呼ばざるを得ない。
— 鳩山由紀夫 (@hatoyamayukio) 2019年2月21日
道警は科学的データも調べないで厚真町地震と苫小牧のCCS実験は無関係でデマと認定した。国会論戦で中越地震・中越沖地震はCCSによって引き起こされた可能性があるとされ、長岡のCCSは中止となったのであろう。更に北大の研究者が地震誘発の可能性があると論文を書いている。道警は命を守ってほしい。
— 鳩山由紀夫 (@hatoyamayukio) 2019年2月22日
私への批判として、住民の方々が地震で苦しんでいるときに脅かすようなデマを言うながあると思う。私は今回の厚真町地震の前に3回ツイートしている。その1回は3時間前だ。地震の前に警告しているのだ。決して惑わすつもりはない。客観的な経験に基づいてCCSは地震を引き起こしていると述べたのだ。
— 鳩山由紀夫 (@hatoyamayukio) 2019年2月22日
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