自民党の二階幹事長が大阪の松井知事らに不満のコメントを出しました。
自民党の二階幹事長は記者会見で、「いささか思い上がっているのではないか。途中で職責を放って党利党略を考えて対応するよりも、政府や自民党に対して意見があれば言ってくるべきだ。もっと謙虚にやってほしい」と述べ、松井知事らは思い上がっていると指摘。
自民党も候補者を擁立する方向で検討しているとして、松井知事らの行動をけん制しました。
大阪都構想を巡って松井知事らの維新の会と公明党の協議が難航しており、今週中にも正式な辞任を表明し、来月の地方統一選挙に合わせて民意を問うとしています。自民党から見ると、憲法改正を控えている局面だけに、改憲派の維新が負けて政局が変化することに強い懸念を持っているのかもしれません。
大阪府の松井知事と大阪市の吉村市長が、そろって辞職を表明し、市長選挙と知事選挙に立候補する方向で調整していることについて、自民党の二階幹事長は批判したうえで、選挙が行われれば党として候補者を擁立する考えを示しました。
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