福島県大熊町の渡辺利綱町長が来月にも避難指示を一部区域で解除する方針であると表明しました。
報道記事によると、渡辺町長は来月に新しい役場が開庁することから、それに合わせて解除する意向を示したとのことです。
解除の対象となるのは居住制限区域の大川原地区と、避難指示解除準備区域の中屋敷地区。大熊町の避難指示が解除となった場合、福島第一原発が立地する自治体の一部で避難指示が解除されるのは初となります。
ただ、依然として福島第一原発から放射性物質が放出されている上に、大熊町の線量も高い場所が見られることから、避難指示の解除には批判的な声が多いです。
福島県大熊町の渡辺利綱町長は、原発事故のあと町の全域に出されている避難指示を、新しい役場が開庁する来月14 日の前に解除したい意向を示しました。
東日本大震災から11日で8年。東京電力福島第1原発がある福島県大熊町では、原発事故で全町避難が続いています。夕暮れ時に原発周辺をヘリコプターから空撮しました。オリジナル版はhttps://t.co/WmfM8EBQ2P pic.twitter.com/vFT2S9WvKt
— 毎日新聞映像グループ (@eizo_desk) 2019年3月10日
放射線量が下がったと言われても、周知の通り福島第1原発からの放射性物質垂れ流しは止まる目処がたっていません。
だったら、こんなに至近距離の大熊町で子育てすることができないと考えるのは当たり前でしょう。国と東京電力は、被災地に戻らない選択肢を認めて生活基盤を補償すべきです。 pic.twitter.com/qyzwzi8sHk
— Joshua Martin🙆🙆♂️ あたま抱え中 (@JoshuaM2063) 2019年2月19日
大熊町の帰還困難区域にある中間貯蔵工事情報センター pic.twitter.com/ZtpN1skgRz
— 小川慎一/Shinichi Ogawa (@ogawashinichi) 2019年2月21日
福島原発に数キロ附近、国道6号大熊町の熊地区を南へ。放射能汚染で封鎖され、廃屋と化している屋並み。
いま、アベノミクス偽装が明るみになったが、放射線量数値にもいずれ騙されたことが、国民のもとに晒されるだろうね。 pic.twitter.com/JSWD1k4Uc4
— 猫足(タマ、タマ) (@backto1963) 2019年2月23日
①東京電力福島第一原発のある福島県大熊町はこの春、一部地域で避難指示の解除を目指している。今日、避難指示解除をめぐる住民説明会があった。ある女性の発言が心に刺さった。「これから解除になる所は支援があるんでしょうけれど、帰還困難区域に指定され、帰れない人もいるんです」 pic.twitter.com/1tBbrBYJUR
— 三浦英之 「南三陸日記」文庫化 (@miura_hideyuki) 2019年3月9日
避難指示が解除されると、避難を続けるかどうかにかかわらず、避難先の住宅提供打ち切りや医療費免除の縮小などが行われてきています。
住宅提供打ち切り後に自死した母親もいます。政府は支援策を。
大熊町、4月にも避難指示一部解除 原発立地自治体で初:朝日新聞デジタル https://t.co/hYCvFgUhiN— 青木美希 (@aokiaoki1111) 2019年2月19日
大熊町にある中間貯蔵工事情報センター。室内でこのレベルの線量。環境省はなぜ施設を帰還困難区域内に作ったのか、まったく理解できん。 pic.twitter.com/4XDq6IaOQN
— 小川慎一/Shinichi Ogawa (@ogawashinichi) 2019年2月21日
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