日産のカルロス・ゴーン前会長が再逮捕されたことを受けて、弁護を担当していた弘中惇一郎弁護士が会見を開き、ゴーン前会長の声明を公開する方向で検討していると言及しました。
会見の中で弘中弁護士は「検察が再逮捕してくることもありうると思っていたので、ゴーン前会長はすでに11日の記者会見で言うべきことは最低限、動画で記録している」と述べ、既にゴーン氏の声明を録音していると発言。近日中に再逮捕されたゴーン氏の主張を公表するとしています。
また、今回の再逮捕で裁判に向けて準備していた書類や日記などが検察に押収されたことも明かし、「防御権の侵害だ。文明国としてあってはならない暴挙だ」と言葉を強めて検察の対応を批判していました。
ゴーン前会長の弁護を担当する弘中惇一郎弁護士は、4日午後、前会長と接見したあと会見を開き、検察の捜査を批判しました。
この中で、弘中弁護士は「ゴーン前会長は容疑についてきっぱりと否定している。先月、裁判所から保釈を許され、一連の事件で証拠隠滅や逃亡のおそれが無いことは確認されている。通常であれば追起訴すれば済むことであり、強く抗議したい」と述べました。
●以下、ネットの反応
えっ!まじか?そんなのありにしたら刑事訴訟は終わりだろ。
↓
「さらに今回の逮捕に伴って、東京地検が裁判資料などを押収した」ゴーン被告人の再逮捕、弘中弁護士「暴挙と言わざるを得ない」(弁護士ドットコム) – Yahoo!ニュース https://t.co/ZAuqWiy8dH @YahooNewsTopics
— ささきりょう (@ssk_ryo) 2019年4月4日
保釈しといて、裁判の準備が進んだ頃に別件で再逮捕し、裁判資料をごっそり押収したら、検察が負けるわけない…
(しかしあまりにアンフェア)— Sugiyama Jun (@genki2010) 2019年4月4日
本来、証拠を固め、最後に容疑者に確認するのが順序で、それならば何日も拘束する必要も、再逮捕する必要もない。最初に有罪と決めつけるシナリオを書いているのでない限り、こうした検察の行動は説明がつかない。
— Y.Shimizu (@Saisyoh) 2019年4月4日
しゃべろうとしたら
再度捕まえて
口封じ。
そのうち無罪になりそうならば
ゴーンさんの不自然死と
なりそうなヤバい雰囲気がでそう北朝鮮になってきたよ。
— 柿鯨 (@xl1Jbb0iB5JRyaa) 2019年4月4日
「さらに今回の逮捕に伴って、東京地検が裁判資料などを押収した」
これはあかんと思う。
理屈で言っても、本件(再逮捕事実)との関連性がない。
そういう証拠面での関連性がないからころ、再逮捕が正当化できると言えるのに、これは検察の自己矛盾。— モトケン (@motoken_tw) 2019年4月4日
まさに恐怖としか言いようがない。これで本当に日本は法治国家と言えるのか?
この強引なやり方を見ても、地検に勝ち目がないことは明らかでしょう。— AI (@AI2018univ) 2019年4月4日
今回の逮捕には逮捕状が必要だったはずだ。保釈を認めた被告人に再逮捕を許可することは矛盾しているし、そんな行政の暴走を止めるのも司法の役割だ。
ゴーン被告だけ特別な捜査をすることについても法のもとでの公平性にも反している。
二重三重にも異常な逮捕と言わざるを得ない。— T.Yaginuma (@guangzibei22) 2019年4月4日
司法が完全に機能不全を起こしていますね…
いよいよ日本も人権後進国なのでしょうか…
国際世論は、日本のこの有様をどう表現するのでしょう。
— こだま (@UW0Gqv3kEIsv4X0) 2019年4月4日
弘中弁護士が勝手に言ってるだけかもしれないのに
騒ぎ立てるのには疑問だ。
裁判資料を押収した証拠がないのに
弘中弁護士の言い分を鵜呑みにするのが理解不能。
なぜ
この件で騒ぎ立てる連中は
検察を信用しないで弁護士を信用した目で
物事を語るのか⁉️
視点の公平性に欠ける。— タニタニヤン 2 (@roithandroith1) 2019年4月4日
4/4ゴーン氏再逮捕・弘中弁護士会見
≫保釈が認められ保釈中に別件では無く
同じ案件で再逮捕はおかしい
昨日ゴーン氏がTwitterで
11日に記者会見を行うと発信した事を含めて、口封じとも取れる行為だあー籠池夫妻ん時と同じ臭いするわぁ
口封じなのか、目逸らしなのか
世界は、コレどう見るだろね pic.twitter.com/aLk3Mcbz1n— みゆき (@m1238s) 2019年4月4日
ゴーン被告の再逮捕。弘中弁護士は暴挙と批判。早朝6時前の動きなのに、マスコミがゴーン被告の自宅前に待機していた。秘かに動くのではなく、昨日から逮捕の予告。検察のマスコミ操作の一環か。法と証拠に基づくべき検察も、大衆動員、劇場型司法となっている。これもポピュリズム時代の特色なのか。
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) 2019年4月4日
ゴーンはまだ日本がいかにクズ国家かわかっていないね。記者会見など発表したら口封じの再逮捕だよ。これは弁護士にも相談せずに、会見内容を赤旗やIWJなど独立メディア、それに外国メディアに事前に渡さなきゃ。それから記者会見の発表だよ。https://t.co/DAaOpZBQP5
— 兵頭正俊 (@hyodo_masatoshi) 2019年4月4日
ゴーン氏の再逮捕で別件の裁判資料まで押収されたとのこと。弁護人との打ち合わせメモなど含まれているなら、トランプやってるときに相手の手札を無理矢理覗いたのと同じような話で、極めてアンフェア。ルール違反。
— 弁護士 渥美 陽子 (@atsumilaw) 2019年4月4日
私も弁護士の発言の通りだと思う。日本は、司法制度とその組織が法治国家として成り立っていない。一旦、逮捕されると犯罪者で大方決定する。カルロス・ゴーン被告の4度目逮捕に、弘中惇一郎弁護士が怒りの会見。「文明国としてあってはならない暴挙」 #SmartNews https://t.co/JmCwjlE1Hu
— Kenjirosan1054 (@let5555) 2019年4月4日
信じられん。裁判資料を押収するなんて。中には弁護人との打ち合わせ資料もあったかもしれない。
こんなの許していていいのか。
裁判所は何をしているのか。
ゴーン被告人の再逮捕、弘中弁護士「暴挙と言わざるを得ない」|弁護士ドットコムニュース https://t.co/u6TSWdhx7L @bengo4topicsから— Gongo31 (@Gongo31) 2019年4月4日
●管理人コメント
通常だと保釈中に再逮捕するということはほぼ無く、基本的には後で追起訴するのが一般的です。ネット上だと、ゴーン氏のツイッター開設が再逮捕の原因だと指摘する声もありますが、それが事実ならば、「保釈中のツイッター開設は違反行為だから再逮捕をした」と言えば良いだけだと思います。
やはり、今回のやり方は異例中の異例で、正面から違反で再拘留するのではなく、別件逮捕という手段を使ったことに強い疑問を感じるところです。というか、他の組織からストップが掛からなかったのかと違和感もありますね。
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